ポツダム・サンスーシ音楽祭2012より(2) - 宮廷劇場 -

ポツダム・サンスーシ音楽祭2012より(2) – 宮廷劇場 –

Neuen Palais Potsdam (2012-06) ベルリンからの日帰りでポツダムを観光しようとすると、多くの旅行者は2大名所のサンスーシ宮殿かツェツィーリエン宮殿、もしくはその両方に行くだろう。両者は離れてい…

ポツダム・サンスーシ音楽祭2012より

ポツダム・サンスーシ音楽祭2012より

Schloss Sanssouci (2010.10) 8月18日のお昼、たまたまポツダムのサンスーシ宮殿に行ったところ、宮殿に面したフリードリヒ2世(大王)のお墓がいつになく華やかに彩られていました。格式を感じさせる花…

夏の夜空に鳴り響くベートーヴェン

夏の夜空に鳴り響くベートーヴェン

満員に近い聴衆が集まったヴァルトビューネ ベルリンの西の郊外にある野外劇場ヴァルトビューネでは、ベルリン・フィルのピクニックコンサートをはじめ、夏の間さまざまなジャンルのコンサートが開催されます。その中から7月29日、ダ…

嵐の後のヴァルトビューネ

嵐の後のヴァルトビューネ

昨日のヴァルトビューネのコンサート、本番40分前の様子です。実は、夕方に1時間近く大雨が振り続き、6月のベルリン・フィルのときの悪夢(?)が脳裏をよぎりました。が、天気は奇跡的に回復し、青空のもとコンサートを楽しむことが…

ライプツィヒ聖トーマス教会合唱団の来日公演

ライプツィヒ聖トーマス教会合唱団の来日公演

Thomaskirche Leipzig (2012-01-06) 1月にライプツィヒで取材した聖トーマス教会合唱団(トマーナコア)が間もなく来日するので、ここで紹介させていただきたいと思います。バッハが音楽監督(カント…

BKA劇場で聴く現代音楽

BKA劇場で聴く現代音楽

インビスCurry 36(左)のすぐ横にあるBKA劇場。この右手に入り口がある ベルリン市内を南北に走る地下鉄U6 のメーリングダム駅(Mehringdamm)周辺は、カレーソーセージの有名店Curry 36や人気のケバ…

ネルソンス&ベルリン・フィルのR.シュトラウス

ネルソンス&ベルリン・フィルのR.シュトラウス

ベルリン国際映画祭のポスターが並ぶポツダム広場周辺 (2012-02-02) ●日本の皆さんもニュース等でご存知だと思うけれど、中・東欧では先週から極寒の日が続いていて、昨日も最低気温−13度ぐらいまで下がった。手袋はも…

ヤナーチェクの「死者の家から」@Staatsoper Berlin

ヤナーチェクの「死者の家から」@Staatsoper Berlin

Schlesische Straße in Kreuzberg 10月はいくつもの素晴らしい音楽を生で聴くことができたが、とりわけ忘れがたいのがシュターツ・オーパーで観たヤナーチェクのオペラ「死者の家から」。2日のプレミ…

新博物館に鳴り響くフルートの音色

新博物館に鳴り響くフルートの音色

Neues Museum (2007-09) ●ペルガモン博物館で開催されている話題の特別展「ペルガモンー古代首都のパノラマ」を見てきました。このパノラマ展のことは今度改めて紹介するつもりですが、最近ペルガモン博物館とそ…

コーミッシェ・オーパーの「利口な女狐の物語」新演出

コーミッシェ・オーパーの「利口な女狐の物語」新演出

© Monika Rittershaus ●コーミッシェ・オーパーで「利口な女狐の物語」のプレミエを観てきました。今シーズンでインテンダントの任期が終わるアンドレアス・ホモキの演出。指揮はアレクサンダー・ヴェルデニコフで…

追悼クルト・ザンデルリンク

追悼クルト・ザンデルリンク

大指揮者のクルト・ザンデルリンクが亡くなったそうですね。享年98歳。あとわずか1日で99歳の誕生日だったといいます。2007年に彼の95歳のバースデーコンサートを聴く機会があり、この時どなたかが「次はマエストロの100歳…

夏の終わりに聴くヴァルトビューネ2011

夏の終わりに聴くヴァルトビューネ2011

日本からのお客さんがここのところ相次ぎ、しばらく間が空いてしまいました。 今週はベルリン・フィルのヴァルトビューネのコンサートを聴いてきました。これを聴けたのは、何ともラッキーというか不思議な巡り合わせでした。この公演、…

ベルリン・フィル八重奏団の来日公演

今週末からベルリン・フィルの八重奏団が日本で短期間のツアーを行います。原発事故の影響で2人のメンバーが来日をキャンセルし、一時はツアーの開催も危ぶまれたそうなのですが、ヴァイオリンのラティツァ・ホンダ=ローゼンベルクさん…

指揮者・山田和樹さんのドイツ・デビュー

指揮者・山田和樹さんのドイツ・デビュー

ベルリン放送交響楽団とのリハーサルで指示を飛ばす山田和樹さん ©Marco Borggreve 2月11日、ある日本人音楽家がベルリンでデビューを飾りました。指揮者の山田和樹さん(32歳)。2009年にブザンソン国際指揮…

ベルリン・フィルから日本へのメッセージ

クラシック音楽ファンの方はすでにご覧になっているかもしれませんが、昨日ベルリン・フィルがYouTubeを通して被災した日本の皆さんにメッセージを送っています(こちらでご覧になれます)。1人目は流暢な日本語を話すことで知ら…

ポツダムで聴くフリードリヒ大王の音色

ポツダムで聴くフリードリヒ大王の音色

Nikolaisaal Potsdam ベルリンでクラシックのコンサートに行くとなると、どうしてもフィルハーモニーかコンツェルトハウスが中心になる。もちろん教会のコンサートもたくさんあるし、時にはクラブが会場になることも…