中央駅のいま(2)

昨日に引き続いて、ベルリン中央駅の現在の様子をお届けします。
工事現場の近くまで寄ってみるとさすがに迫力がある。巨大な生命体がうごめいているような感じ、とでもいえようか。
工事の様子を熱心に眺める人々。見に来る人が多い休日などは、アイス売りまでやって来る始末だ。
中央駅のほぼ真南、シュプレー川を隔てて位置する首相官邸。そのユニークな形状から、「洗濯機」の愛称を持つ。Einstein on the Beach のところでも紹介したが、今年は国を挙げての「アインシュタイン・イヤー」ということで、アインシュタインに関連したオブジェや彼の言葉の引用を街のいろいろなところで見かける。この建物の一番上の方に「国家は人々のためにあるのであって、国のために人があるのではない。」というかの物理学者の言葉が赤い字で記されているのだが、かすかにおわかりいただけるだろうか。
完成予定は来年の5月28日。



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