クリスマスをドイツ東部の町ライプチヒで過ごし、先ほどベルリンに戻って来ました。1泊だけの短い滞在だったのですが、ちょっとびっくりする出来事が続いたので、3回ぐらいに分けてリポートしたいと思います。
クリスマス休暇中で街は閑散としていましたが、2006年ワールドカップの開催地の一つであるこのライプチヒ、期待感がいよいよ高まりつつあるのを感じました。
もし列車でライプチヒを訪れる機会があったら、まず見るべきは他でもないこの「ライプチヒ中央駅」です。いわゆるKopfbahnhofと呼ばれる行き止まり式の駅なのですが、そのスケールと格式はドイツの他の主要駅と比較しても、群を抜いています。ホームは24番線まであり、世界でも最大級の駅のひとつなのだとか。
ホーム下の2階はショッピングモールになっていて、夜10時まで営業。
1915年に開業したというこの中央駅。ライプチヒの町自体の規模はそれほどでないのに、一体どんな理由があってこんな巨大な駅が建てられることになったのか。ちょっと気になるところです。
この中央駅前を含めて、街中は至るところで工事だらけ。旧東ドイツの町の中では唯一のW杯開催地として、その意気込みをひしひしと感じました。
(つづく)
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お帰りなさいませ。
ライプチヒ懐かしいです!なんといっても私が一番長くいた、愛着のある街ですから。私がいった当初は駅はまだ廃墟で、駅正面の時計が12時をさしたまま止まっていました。お店だってソーセージ屋とピザ屋があるだけでした。それがいきなり工事が始まって、わずか3ヶ月くらいであのような立派な駅になりました。その瞬間を目の当たりにし、「ドイツって動いているんだ。」と感動したのを覚えています。あの廃墟のようだった町が、いまやFIFAワールドカップの開催地になるなんて、感無量です。
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懐かしい! 私も学生の頃1年間いたので、第2の故郷です。
でも相変わらず街中工事中なんですね。
続きも楽しみにしています。
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ライプチヒは好きな町です。重苦しいザクセン・チューリンゲンあたりをまわって辿り着くと自由な空気にほっとするといういか。一方で洗練された中心部を一歩離れると、まだまださびれて貧しい地区も多いですね。
>ライプチヒ中央駅
駅をショッピングモール化するのは、閉店法の適用外だからだそうです。日曜や夜遅くまで開いてて助かりますが、そこまでするかという古臭い意見も西側にはまだまだあります。閉店法そのものを無くせという声が今では強くなりましたが。ともあれ旧DDR都市はどこも同じようなショッピングモールだらけになってきたことには、勝手ながら残念に思えてきます。
>旧東ドイツの町の中では唯一のW杯開催地
ライプチヒはご存知のようにドイツのオリンピック候補都市でした(決戦投票でハンブルクが負けた…)。共同開催地予定だったお隣りハレも町を掘り起こしての大工事でした。両市の中間にできた空港もモダンで立派なものです。一時はまともな国際空港のないベルリンとを結ぶ路線も検討されましたが…。
W杯開催でまた復活しつつある様子ですね。レポート続き楽しみにしています。
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これはまた続きが楽しみなレポートです!
欧州ではクリスマスがメインイベントだと思いますが…
お正月は日本(アジア)ほど盛り上がらないのですかね。。
ちょっと早いですが『よい新年をお迎えください』!
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初めて見る町なので、とても楽しみです。アートも盛んらしいですけどどうなんでしょうか??
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>Kaninchenさん
>私がいった当初は駅はまだ廃墟で、駅正面の時計が12時をさしたまま止まって
ちょっと前までの話を伺うと、やはり感慨深いですね。現在は、その中央駅から市庁舎の下を通って南へ抜けるS-Bahnの工事が進行中でした。これからの発展が楽しみですが、ハレやエアフルトといった周辺の町との格差は広がらないでほしいです。
>みやじゅんさん
おおー、ライプチヒはみやじゅんさんの思い出の場所でしたね。今回載せた5人のモニュメントは大学近くで見かけたものなのですが、何の像だかもしご存知だったら教えてください!
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フンメルさん
>駅をショッピングモール化するのは、閉店法の適用外だからだそうです
なるほど、そうだったんですか!休日でもあれだけの数の店が開いているのはいいですが、私もあの手のショッピングモールは好きではないです。飲食店でも、割安でおいしいものに出会うことはまずありませんし。残念ながらベルリンでも、旧東地区などにアメリカ型(?)のこの手のモールが繁殖しています。
>ライプチヒはご存知のようにドイツのオリンピック候補都市でした
そういえば、そんなことがありましたね(笑)。ロンドンやパリ、ニューヨークといった名だたる都市に対抗しようとしただけでも当時はびっくりしたものです。旧東独の再生は、ライプチヒという町のこれからの発展に大きくかかっているのかもしれませんね。
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>havigoさん
クリスマスと正月を比較したら、ドイツではクリスマスの方が圧倒的に大事にされています。仕事も2日から通常通りですしね。あとは大晦日の花火と爆竹の騒ぎがすごいです(というか恐いのでそばには寄りたくない)。今日から期間限定で大晦日用の花火の発売が解禁されたとかで。
>lignpontoさん
ライプチヒは音楽、見本市、あと昔から出版社が多い本の町としても有名です。こじんまりとしていますが、なかなか文化の香りに溢れています。ベルリンからそう遠くもないので、機会があったらぜひ訪ねてみてくださいね。