BZ Lexikon(86) 「トルネード、または竜巻」

今週月曜日夜、ハンブルクに竜巻が襲来し、死者2名の惨事を引き起こしました。3月29日の紙面より。
Lexikon: Tornado oder Windhose(トルネード、または竜巻)
Ein Tornado – in Deutschland spricht man von einer Windhose – ist eine Form des Wirbelsturms. Für seine Entstehung müssen mehrere Voraussetzungen erfüllt sein: Wolken, entgegensetzte Windrichtungen in unterschiedlichen Höhen und große Temperaturunterschiede zwischen Boden und Luft. Dann kann wie nun in Hamburg ein rotierender Rüssel aus Staub und Wassertropfen entstehen – allerdings ohne windstilles Auge. Dafür ist ein Tornado, im Gegensatz zum Hurrikan oder Taifun, zu klein. Rund 15 bis 20 Tornados werden jedes Jahr in Deutschland registriert. Ähnlich der Richter-Skala für die Intensität von Erdbeben gibt es für Tornados die Fujita- oder F-Skala.
(メモ)
Der Wirbelsturm: 大暴風雨,嵐.
Der Rüssel: 鼻,(象・豚などの)突き出た鼻.
Fujita-Skala: 藤田スケール.竜巻研究の権威だった藤田哲也(1920-1998)シカゴ大名誉教授に因んで名付けられた測定方法.
訳)トルネード – ドイツではWindhose(竜巻)について話すことになるが – は、嵐の一種である。その形成には、いくつもの前提条件が満たされなければならない。つまり、雲、様々な高さで風の方向が対抗すること、地面と大気の間に大きな温度差があること、などである。それによって、今回のハンブルクのように、塵と水滴から成る、回転する「鼻」が生まれる。もっとも、風の穏やかな「目」はないので、トルネードはハリケーンや台風とは対照的に非常に小さい。ドイツでは毎年15から20のトルネードが記録されている。地震の強さを測るリヒタースケール(マグニチュード)に似たものとして、トルネードの大きさを測る藤田スケール(またはF-スケール)がある。



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2 Responses

  1. hummel_hummel
    hummel_hummel at · Reply

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    >Windhose
    直訳すると「風のズボン」が竜巻ですか。面白いですね。
    >地面と大気の間に大きな温度差
    夏時間になった途端、町の気温が急上昇したのに対し、上空の気温は冷たいままだったせいとか聞きましたが、まさにこのことですね。
    >回転する「鼻」が生まれる。
    目ではなくて、竜巻は鼻ですか。これも面白いです。
    >藤田スケール
    今回のはF3レベルで、風速270kmに達したとか。ドイツでは珍しい大規模な竜巻だったそうです。

  2. berlinHbf
    berlinHbf at · Reply

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    フンメルさん、現地からの竜巻報告ありがとうございます。
    >直訳すると「風のズボン」
    私もこの言い方、気になっていたのですが、「風のズボン」でいいのですね。この「鼻」もそうだし、次のLexikonにも出てきますが、ドイツ語には体の部位に関する例えや言い回しが多いですよね。私はなかなか覚えられないのですが、こういうのがさりげなく口から出てきたらかっこいいなと思います。

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