W杯効果なのか、最近このブログのアクセス数が増えている気がするのですが、ここのところなかなかまとまった記事が書けず、毎日見てくださっている方には申し訳なく思っています。今日も箸休め程度の話題です。
ワールドカップの開幕に合わせて解体中だったホテル・ウンター・デン・リンデンの工事が、先ごろほぼ終わりました。本当に何もかもが見事になくなり、3ヶ月前の写真を見直してみると(その時の記事はこちら)、あの無機質なビルが何か幻影のようにも見えてきます。
ワールドカップ期間中はこのスペースはイベントに使われるそうなので、これから工事はさらに急ピッチで進むのでしょう。
私がちょっと気になっているのはこれです。
この画面の中央をご覧ください。壁に縦長の画が浮かび上がっているのが確認できないでしょうか。そこには、一番上に古い字体で”Zeitung”(新聞)と書いてあり、その下には男性らしき人物が描かれています。これ、一体何でしょうか?
おそらく昔の広告か何かではないかと思います。ひょっとしたら戦前のものかもしれません。ホテル・ウンター・デン・リンデンが解体されたことにより、その裏に隠れていた昔の広告が約40年ぶりに浮き上がってきた。勝手な想像ですが、そういうことなのかもしれません。何しろベルリンは、歴史が地層のように積み重なっている町ですから。
SECRET: 0
PASS:
『ベルリン中央駅』の評判よく耳に…目にします(笑)
エッセイを読むがごとくですね。すばらしい!
チケットが入手できましたので、14日はライプチヒに
嫁と息子は行きます。
ベルリン中央駅の巨大な駅舎で迷子にならないように
このブログを読み込ませます(笑)
SECRET: 0
PASS:
謎の「新聞」ですが、「Berliner Zeitung」のように見えます。私はこの新聞の昔の記事を集めた本を持っているのですが、フォントが似ています。昔建物を飾っていた広告ではないでしょうか。
今年正月にベルリンへ行ったとき、Dussmannで本を買うのが目的だったのですが、ホテル・ウンター・デン・リンデンも近くていいなあなんて思っていました。もう「存在しない」のですね。ちょっとさびしいです。
SECRET: 0
PASS:
>櫻井さん
>『ベルリン中央駅』の評判よく耳に…目にします(笑)
本当ですか(笑)?
ライプチヒのチケット入手おめでとうございます!ライプチヒもいい町ですよ。あそこの中央駅は本当に荘厳です。「ドイツ全般」に、昨年末のライプチヒの訪問記がありますので、よかったらご参照ください。
SECRET: 0
PASS:
>papagenaさん
>謎の「新聞」ですが、「Berliner Zeitung」のように見えます。
なるほど、ひょっとしたらそれはありえますね。Berliner Zeitungは、東の新聞ですし。1945年創業なので、そうなると少なくとも戦後の広告ということになりますね。
Dussmannは本当にいいですよね。場所も最高ですし。
SECRET: 0
PASS:
Dussmannはいいです。楽しいです。八重洲ブックセンターみたい。
また行きたいです。私は雑貨に興味があるので、雑貨好きな人はフランスのエッフェル塔をよく飾るんです。私はもっとでかい(小さいのはある)テレビ塔を買ってきて、フランス陣に負けないよう飾りたいです(なんのこっちゃ)。