ミュンスター広場にて(6月2日)
テレビや新聞などでご覧になった方も多いと思いますが、日本各地を回り代表へのメッセージが書き込まれたアディダスの巨大なユニフォームが、数日前ボンのミュンスター広場にお目見えしました。
ドイツ人何人かに聞いてみたところ、「募金か何かの活動かと思った」という人もいれば、「いい色だね。風景によく溶け込んでいる」という声も。
昨日デュッセルドルフで行われたマルタ戦の親善試合に、この巨大ユニフォームは姿を現した。奥の2階席にご注目。
デュッセルドルフはノルトライン・ヴェストファーレン州の州都、人口の約1%が日本人と言われている。完全アウェーだったドイツ戦に対して、今回は1万強の観客のうち9割以上が日本人というほぼ完全なホーム状態。気持ちよく勝っておきたい本番前最後の試合で、この地が選ばれたのはこういう所以からではないだろうか。実際、駐在員と思われる家族連れの姿が目立った。
しかし結果はご覧の通り。普段日本代表の試合はほとんど観る機会がないこともあって、前回のドイツ戦は「日本はこんなに強かったのか」とびっくりするような内容だったが、この日はもうひとつの現実を見せつけられる結果になってしまった。ただ、一昨日ヴォルフスブルクで観た対ポーランド戦でのクロアチアは、主力数人を欠いていたとはいえこの日の日本よりもっとひどかった。もうここまできたら、大会が始まってみなければ何もわからないのかもしれない。
写真は試合終盤の日本のフリーキックの場面。小笠原の蹴ったボールはゴールの遥か頭上を超え、ため息がもれる。
完成してまだ数年しか経っていないデュッセルドルフのサッカー専用スタジアムLTU Arenaは、巨大な工場のような独特の外観。一昨日訪れた、フォルクスワーゲンが出資しているヴォルフスブルクのスタジアムは、まるでVWの車そのもののような機能的なデザインが印象的だった。開催都市以外にも、さすがにドイツにはいいスタジアムが多い。
マルタ戦から一夜明け、今日は選手は完全にオフの模様。先ほどお昼を食べに旧市街のあるお店に入ったら、私と同じ名前の(笑)某代表選手が記者の人(?)と食事をしていて、びっくり!少し離れたテーブルから時折その様子を眺めていただけですが、とてもリラックスしたいい表情をしていたので何かをやってくれるでしょう、彼は!
SECRET: 0
PASS:
とりいそぎ、日本チームが勝ってよかった。おめでとうございます。デュッセルドルフは日本の駐在員が多いところですよね。ドイツでホーム状態もうなずけます。もうじき本番ですね。けさ、ニュースでバディーベアの模様替えを紹介してましたが、エキサイトのブログでとっくに見ていました!
SECRET: 0
PASS:
試合、日本のTVで見ました。私は今回のWCは”日本は予選突破ありうるんじゃないか!?”って思ってたけど(かえって韓国のが危ない!と。)、この試合を見て”大丈夫か!?”って思いはじめた…。日本人リポーターが、”ドイツ戦でいい試合をして、マルタ戦でもいい試合だったら、本番のWCで気を緩めちゃうからかえって良かったんじゃないか”とコメントしてたけど、これでまた気を入れなおしてがんばってほしいですね!
SECRET: 0
PASS:
おひさしぶりです。
ボンはワタシも個人旅行で行行ったことがあります。
Beethovenhausの補聴器にはやはり感動しましたよ。
毎日、TV等の報道でミュンスタープラッツを目にするたびに
ドイツに行きたくなって仕方ありません。
あそこの郵便局で買い物したというのを、なぜか覚えています。
オフの「某代表選手」を目撃されたのですね!
ボンくらいの街だと、これから目撃例も増えるかもしれませんね~。