ニュルンベルクにて(6月18日)
2006年の最後に何を書こうかといろいろ考えたのですが、今年ドイツにとって間違いなく最大のイベントだった、サッカーワールドカップを振り返ってみることにしました。これまでこのブログにアップしたことのない写真を中心にお送りします。
では、あの熱い夏をもう一度!
日本代表のキャンプ地となったボンのミュンスター広場。5月は本当に肌寒い日が続いた。
左はベートーヴェンの生家。右手奥には中村俊輔選手のポスターが見える。
6月12日、対オーストラリア戦。初めて生で見たワールドカップ。緑の芝の鮮やかさが忘れられない。幸か不幸か、私は試合最後の10分を見ることなく会場を後にした。
6月18日、対クロアチア戦。これはニュルンベルクのパブリックビューイング。猛暑の中の懸命な声援だったが、歓喜の瞬間はついぞ訪れなかった。あの時の徒労感といったら・・・
6月20日、ブラジル戦を直前に控えたボンでの最後の練習。中田英寿選手が最後まで黙々とシュート練習をしていた光景が忘れられない。電撃引退の後、あの時中田がどういう気持ちでボールを蹴っていたのかと思うと、胸が熱くなる。
6月22日、ドルトムントでの対ブラジル戦。これはブラジル選手を乗せたバスがスタジアムに入る瞬間の様子。
この日が中田にとって現役最後の試合となった。
私がワールドカップをようやく楽しめるようになったのは、皮肉にも日本が敗退してベルリンに戻ってからだった。連日のように6月17日通りのFanmeileに通うことになる。
こんなのもありました。これはクロイツベルクのマリアンネ広場で開かれたストリートサッカーの世界大会。
優勝はイタリア。しかし、主役はやはりこの人たちだったように思う。
ホスト国のドイツは堂々の3位。その3位決定戦直後の様子。
今年のドイツのワード・オブ・イヤー(日本の流行語大賞のようなもの)は、”Fanmeile”に決定した。
今年1年、どうもありがとうございました。
皆さま、どうぞよいお年をお迎えください!