先週の金曜日、ベルナルト・ハイティンク指揮ベルリン・フィルの演奏で、ブルックナーの交響曲第8番を聴きました。
ハイティンクは音楽の流れに的確な輪郭を与えつつも、オケから自由を奪うということをしません。音楽の中心には確かにハイティンクがいるのですが、ときどき指揮者の存在がふっと消えて音楽そのものしか聴こえてこないような瞬間があり、お互いのいい緊張感の中から、ブルックナーのあのさざなみのような壮大なクレッシェンドが生まれてくるのです。深い呼吸に満たされた確固たる構築性の中に、自由な息吹きさえ感じさせる演奏でした。
人づてに聞いた話ですが、ベルリン・フィル往年のコンマスのシュヴァルベさんも、この日のハイティンクに対しては特に絶賛されていたとか。
Berliner Philharmoniker
Bernard Haitink Dirigent
Anton Bruckner
Symphonie Nr. 8 c-Moll
(Fassung von 1890)
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ブルックナーだと8番が一番好きです!!
BPhはラッパは三人でしたか?
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>らっぱ@たかさん
7、8、9番はいろいろな指揮者できいてきて思い出もあるので、どれか1曲となると難しいですね。一度だけ生できいた0番も意外と好きでした(笑)。ラッパは3人だったかと・・・アシスタントも1人いましたね。ちょっとうろ覚えですみません。それにしてもブルックナーの金管は本当にかっこいい。8本のホルンも圧巻でした!
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東京のアマチュアオーケストラでクラリネットを吹いている通りすがりのものです。
10日までベルリンに滞在しており、7日のブルックナーを聴きました。ベルリンフィルを生で初めて聴いて、圧倒されて帰ってきました。
マイヤーとパユが素晴らしかった!
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>ばせっとさん
はじめまして!コメントありがとうございます。
ベルリン滞在中にこのブルックナーをきけてよかったですね!ハイティンクのブル8は数年前にも一度きいているのですが、今回のはさらにその一段高みにあったと思います。
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ハイティンクは上手ですね。フィリップスにマーラーを録音してた頃、よくベルリンフィルで聴きました。
「ロマンティック」は学生の時に演奏したことがあります。7,8,9番もいい曲ですね。
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>gramophonさん
フィリップスのマーラーはいい演奏ですよね。ウィーンフィルとのブルックナーもそうですが、結局全集にならなかったのが残念です。
次回ハイティンクは9番を取り上げるのではと思っています。