昨晩のポルトガル対ドイツの試合は、U1 Schlesisches Torの駅から徒歩5分にある、シュプレー川河畔のバーFreundliche Botschaftで観た。最近オープンしたらしいこのバーは、オーバーバウム橋やテレビ塔の方面がよく望める絶好のロケーションにあり、ソファーに腰掛けながらベルリンらしいゆるい雰囲気の中でサッカーを楽しむことができた(屋内の部屋にも大画面が備えられている)。
それにしても、ここからの眺望はすばらしい。ドイツが早々と2点を先制したこともあって、私はときどき試合を抜けて、テレビ塔方面の風景をカメラに収めた。天候が不安定だったせいもあり、刻々と変わる空の色は飽きることがない。
まず、20時36分の様子から。
21時08分。
21時27分。
21時43分。途中で激しい雨も降って、一時大変でした。
東駅の横に建設中のアリーナO2 Worldも、ほぼ完成。10月には、ダライ・ラマがここで講演を行う予定です。
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東駅周辺のいま(1)(2007-10-24)
それにしても、ドイツは予選リーグとは別のチームのようだった。出足の鋭さ、ゴールまで最短距離の攻めを目指す効率性、決定的なチャンスを逃さない勝負強さ。ポルトガルがどんなにきれいなサッカーをしようとも、結局ドイツが最後に勝つのがサッカーというスポーツなのか・・・なんて言いたくもなるけれど、試合内容的にも文句なし。これでベルリンはさらに盛り上がる。
試合後、シュレジア門駅の方に向かうと、早速騒ぎが始まっていた。Falckensteinstr.46のCafe SAN REMOで祝杯を挙げる。一緒に観戦していたドイツ人の友達は上機嫌で、Becksを1本おごってくれた。
さて、今晩はいよいよ、開幕前に今回のマイチームと宣言したトルコがクロアチアとぶつかる。正直、ドイツが快勝しても、なぜか心からうれしいという気分にはなれなかった(今のドイツ代表はかなり好きなのだけれど)。それよりも、半分はアジアで、欧州選手権に参加していること自体ちょっと不思議なトルコの方にシンパシーを感じてしまう。がんばれトルコ!ここまで来たら、準決勝でドイツ対トルコを見せてくれ。ベルリンに非常事態が発令するような日になるだろう。4年に1度のユーロで、そんな非日常的な興奮を味わってみたいのだ。
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すごいーーーーーー!!!!トルコーーーーー!!!!
まさとさんはもちろん大画面で観たのでしょうね、今日の試合!!!
なんなんでしょう、今回のトルコってば。何かが捕りついているとしか思えない逆転劇の数々・・・。
心臓に悪すぎです!
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>のりあきさん
お返事遅くなりました。
トルコ、本当に神がかっていましたね。同点ゴールのシーンを思い出すと、今でも熱くなります(笑)。後で知ったのですが、あの試合で活躍したトルコのキーパーは、日韓大会で活躍したベテラン選手なのだとか。確かに顔に見覚えがあります。今回は控えだそうですが、すばらしい活躍でした。
オランダが破れ、いよいよドイツ優勝というムードが濃厚になってきましたが、僕は次もトルコを応援しますよ。のりあきさんはまもなく日本ですか。どうぞ満喫してきてください!