1948年6月26日に始まった「ベルリン空輸」の60周年に際して、一昨日当時の関係者を招いて記念式典が行われたそうです。
そんなことがあった翌日、10月の閉港前にテンペルホーフ空港を離陸する飛行機を見てみたいという日本からの知人を連れて、以前一度だけ行ったことのあるポイントに行って来ました。空港の東端、ノイケルンのOderstraßeとHerrfurthstraßeの角は、飛行機を眺めるにはなかなかいい場所だと思います。
空港前から104番のバスに乗って、10分ほど。2年ぶりにその場所に着くと、ちょうど18時55分発のブリュッセル行きの飛行機が、ゆっくりこちらに向かいながら離陸態勢に入るところでした。
飛行機に詳しい友人に言わせると、これはエンジンが4つ付いている四発機と呼ばれる小型ジェット機で、ブリュッセル・エアラインは破産したサヴェナの後を継いだ格安航空会社だとか。この大きさだと50人も乗れないそうです。
滑走路に立ち、やがて強いエンジン音が聞こえてくると、やや強風が吹く中、飛行機はなだらかな線を描いて空に飛び立って行きました。
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二年ほど前にこれでブリュッセルに行ったのが、最近(最後?)のテンペルホーフ発着でした。こう見えてもこのタイプは定員82名ですよ。昔はSabenaという航空会社として、ブリュッセル経由で日本にも行ったこともあります。荷物オーバーしたらビジネスクラスにアップグレードしてくれたフレンドリーなエアラインでしたが、(そんなやさしさが原因で?)残念ながら7年前に倒産しました。
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>キートスさん
ありがとうございます。さすがお詳しいですね!
なるほど、80人は乗れるんですか。なにかベルギーに行く用事ができたら、喜んでこの飛行機に乗るんですけどねえ。テンペルホーフにはたまに行きますが、飛行機を眺められる場所が空港内にないのが残念です。