Bellevueallee(2007年11月1日)
このブログではこれまで、ベルビュー宮殿、首相官邸、連邦議会、そして前回の連邦参議院など、ドイツ連邦政府の活動の舞台を紹介してきましたが(詳細はタグの「政治」を参照のこと)、このシリーズの一応の締めとして、最後にあるとっておきのものをお見せしたいと思います。
昨年の11月1日、アフリカのモザンビーク共和国の大統領がドイツを公式訪問した朝の様子です。普段は100番のバスが行き交うベルビュー宮殿前の道路は封鎖され、警察のバイクや、黒塗りの車、軍隊の人々を乗せたバスなどが物々しく止まっていました。外国の国賓をMilitärische Ehrenと呼ばれる軍隊式の方法で迎えるためです。
11時少し前、マーチを演奏する軍楽隊が先導しながら、軍隊がベルビュー宮殿前の道路を行進してきます。初めて見る光景でした。
やがて彼らは大統領府の門のところで右折し、中に入っていきます。行進しながら楽器を演奏するのは大変そうですが、彼らはそんな気配を微塵も見せません。
普通はここから先へは入れませんが、私はこの日特別に内部のセレモニーを見学することができたので、次回ご紹介しましょう。
(つづく)