Leuthener Str.にて(2009年3月17日)
NHK「テレビでドイツ語」も今週から始まり、今日からいよいよ4月ですね。
「映画で歩くベルリン」の第1回で取り上げたマレーネ・ディートリッヒの生まれ故郷、シェーネベルクの通称「赤の島」。この近くを歩いていると、あるいは近くを走るSバーンに乗っていると、巨大な建造物が目に留まります。
シェーネベルクのランドマーク、ガソメーター(Gasometer)です。ガソメーターとはガスタンクの意味で、ベルリンの有名な建築家アルフレード・メッセルの設計により、1908年から10年にかけて造られました。なので、今年で完成からちょうど100年ということになりますね。
近くに寄って見上げると、これがすごい迫力。高さは78メートルあり、完成当時はヨーロッパで3本指に入る大きさのガスタンクだったそう。
1990年代に操業を停止してからは、文化財として保存されています。ガソメーターを含めた旧Gasagの敷地をうまく再利用できないかと、3年ほど前から私立の環境・エネルギー研究の大学を作る案が挙がっているのですが、実現の目処は立っていないようです。が、去年、このガソメーターのてっぺんまで上るツアーというのが始まったんです(今年も4月から再開。詳しくはこちら)。
Foto: DPA
写真を見る限り、この高さでも安全ベルトのようなものは付けていなさそう^^;)。Sバーンの車窓から、このツアーに参加中の人たちの姿が目に入ると、高所恐怖症でない私でもゾクゾクっときます。ちなみに、参加費用は35.95ユーロと結構なお値段。とりあえず私はいいので^^;)、参加した方の声を聞いてみたいですね。
ヨーロッパのガソメーターで、有名かつうまく再利用されているのは、オーバーハウゼンとウィーンのものではないでしょうか。そのうちオーバーハウゼンのは今月見に行く予定なので、楽しみにしています。
SECRET: 0
PASS:
うわー 僕もこれは絶対無理!たとえ36EUR貰えたとしても、嫌です・・・
SECRET: 0
PASS:
登ってみたいですが、35ユーロは高いし、頂上へはよじ登るのですか?
ガスタンクそのものは撤去されたんでしょうか?
SECRET: 0
PASS:
あのシェルハウスのテナントはガザックで、
その地下にある食堂は私たちも使えるのですが(普通に美味しい)、
その隅にガソメーターの部品や建設途中の写真が展示されてます。
面白いですよ~。
ウィーンのガソメーターは、そばに友人が住んでいて行ったことあります。時折写真展のようなもののできるギャラリーになるようです。
SECRET: 0
PASS:
これは登ってみたいですが、35ユーロはちょっと・・・僕にとってはテレビ塔に続いてベルリンの第2の道しるべですね。20年(?)ほど前までは使われていて、タンクの位置をよく確かめていたんですね。タンク自体は伸縮自在でガスだけの力で上下に動いたのです。夏にはあまり上がっておらず、冬になるにつれ「またガスを溜めてるんだな」という感じでした。
SECRET: 0
PASS:
うのっちさん
僕は36ユーロもらえるのだったら、上りますけど(笑)。昨日も上っている人を遠くから見かけました。天気がよかったので、見晴らしはさぞやよかったでしょうね。
MAYUさん
てっぺんには階段で上るはずです。
> ガスタンクそのものは撤去されたんでしょうか?
このあたりの仕組みが僕もよくわからないのですが、これがガスタンクそのもののはずです。確かにどこに貯蔵していたのかと聞かれると、??なのですが。
SECRET: 0
PASS:
にわやまさん
耳寄りな情報ありがとう。へぇ、あの敷地には他にもいろいろあるのですね。食事もできるというのは知りませんでした。今度行ってみよっと。
キートスさん
貴重なお話をありがとうございます。何だかなかなかイメージしにくいのですが、その様子を見てみたかったなと思います。
SECRET: 0
PASS:
ベルリンもだいぶ温度があがってきましたね。
さて、今日、本屋で『ベルリントラベルブック』なる新著を
ちょっと立ち読みしていると、
あれあれ、どこかでお目にかかったお顔が・・・
インタヴューもなかなかよい感じでしたよ。
また今年はいろいろとよろしくお願いいたします。
SECRET: 0
PASS:
ひろたさん
コメントありがとうございます。
> 今日、本屋で『ベルリントラベルブック』なる新著を
> ちょっと立ち読みしていると、
そうなんです!著者の荒巻さんが紹介してくださいました。私も拝読するのを楽しみにしています。