先週末、俳優のオットー・ザンダーがザヴィニープラッツ駅高架下のアート系の本屋Bücherbogenで朗読会をやるというので、行って来ました。入場無料ということもあって超満員。何とか隙間を見つけて潜り込み、地べたに座って聞くことができました。「ベルリン・天使の詩」の頃に比べたら、それはもう大分老けた感はありましたが(実はもう70歳。数年前には癌を克服したそうです)、時々赤ワインを口に含みながらの朗読は、悠然と味わい深いものでした。この日、彼が読んだのは最近出版されたチェーホフの同時代人による回想録(Erinnerungen an Tschechow)。足を運んでみてよかったです。
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こんにちは。いつも拝読しております。毎回いろいろ勉強になる記事をありがとうございます。ドイツの俳優さんって、朗読会や朗読劇に力を入れている方が多いですよね。知人からCDをもらったことが何度かあるのですが、やはりプロは上手だな、と毎回感心いたします。生で聴くと、さらに感動できそうですね。
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私も彼のファンです。以前ベルリン旅行中に本屋で偶然クリスマス絵本(?)に彼の朗読CDがついたものを見つけ購入しました。彼の声は良いですね。もうじきクリスマスだしまた聞きなおしてみます。。いいですね、ベルリンに住んでるとこういう機会もあるんですね、羨ましい限りです。
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Alichen6さん
はじめまして、コメントありがとうございます。
>ドイツの俳優さんって、朗読会や朗読劇に力を入れている方
>が多いですよね。
そうですね。こちらでは朗読会というのが1つのジャンルを成していると感じますし、本屋に行くと小説や詩の朗読のCDがたくさん売られています。また彼らの朗読の巧みなこと。意味はあまりわからなくても、音楽のように響きとして楽しむようにしています。
Jensさん
ブルーノ・ガンツに比べて、ザンダーの方は公の場に姿を現す機会が少ないように感じていたので、こうして健在ぶりを見ることができてうれしかったです。それにしても、もう70歳とは!