スウェーデン風味のクリスマス・バザー

バザーで見つけた手作りのかわいらしいオーナメント

ドイツのクリスマスマーケットといえば、ドイツ最古の歴史を誇るドレスデンやニュルンベルクのものが特に有名です。でも、首都のベルリンも負けてはいません。近郊まで含めるとクリスマス期間中約60ものマーケットが開かれているというから驚きです。さまざまな国籍や人種の人々が住んでいる街だけにその祝い方もさまざま。先日たまたま見つけて、温かい気持ちになったマーケットをご紹介したいと思います。

11月末の第一アドヴェントの日曜日、ヴィルマースドルフ地区の近所を歩いていたら、いつもは静かな通りに大勢の家族連れが歩いていることに気づきました。「おや」と思って見ると、行き先は近くの小さなスウェーデン教会。ここには教会の他、ベルリン在住のスウェーデン人の集会所や学校があります。この週末、彼らによるクリスマス・バザーが開かれていたのでした。中に入ってみると、意外と大きな敷地に屋台がいくつも並び、あちらこちらからいい匂いが漂ってきます。定番のグリューワイン(ホットワイン)はもちろん、北欧ならではの魚料理のお店も。皆さん気さくにスウェーデン語で挨拶してくれ、家庭的な温かさを感じました。

集会所の中にはコーヒーが飲める部屋があり、そこで食べた焼きたてのシナモンロールのおいしかったこと!シナモンロールはスウェーデンの名物だということをその時知りました。ドイツのクリスマスマーケットとはひと味違う気分を味わった午後でした。
(はまかぜ新聞 2011年12月)

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昨年の今頃、横須賀のタウン紙に書いた小さな記事を再掲しました。どうしてこのタイミングで載せたかというと、第1アドヴェントの今週末、スウェーデン・ゲマインデでのクリスマス・バザーが開かれるからです(詳細はこちらより)。私は今日から数日間ベルリンを離れるため残念ながら行けないのですが、お時間のある方はぜひどうぞ!

01.12.2012 (Sa) von 10:00 bis 19:00 Uhr
02.12.2012 (So) von 12:00 bis 18:00 Uhr

Schwedische Kirche
Landhausstraße 26-28
10717 Berlin
(0 30) 8 64 95 9-0 fon
(0 30) 8 64 95 9-99 fax
www.skut-berlin.de



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