ベルリン中央駅発の夜行列車を眺めて(2)
少しでも夏の旅気分をということで、ベルリン中央駅から発着する夜行列車の後編をお届けします。 この日は本の仕事が一山超えたので、中央駅構内のイタリアンのお店のソファーに座ってワインを一杯。ほろ酔い気分になったところで、地下…
ベルリン中央駅発の夜行列車を眺めて(1)
夏のバカンスシーズン真っ盛り、ベルリンも素晴らしい天気がしばらくずっと続いています。どこかに旅したいなあと思いますが、来月少し遠出するので、いまは我慢。せめて旅行気分をということで、今回はこんな写真をお届けしたいと思いま…
『ベルリンガイドブック〜「素顔のベルリン」増補改訂版』のご案内
拙著『素顔のベルリン』は、2009年の発売以来、お陰さまで多くの方に手に取っていただいてきました。この度、ダイヤモンド社より増補改訂版として新たな形で発売されることになりましたので、ここで紹介させていただきたいと思います…
和解礼拝堂のライ麦畑(前編) 〜取り残された教会〜
ベルナウアー通りに面したかつての壁の緩衝地帯には、数年前から緑の芝生が植えられるようになった。初夏のこの季節、芝生の上を歩いて行くと、緑に混じって鮮やかな小麦色が目に入ってくる。「和解の礼拝堂」という名の小さなプロテスタ…
ベルリン王宮の再建始まる
このブログを始めた2005年から折に触れて、ベルリンの王宮広場の移り変わりをお伝えしてきましたが、この6月、ついに王宮の再建工事が始まりました。冒頭の写真は昨年4月の様子。この数年間、芝生が敷かれ市民の憩いの場だった旧共…
ホテル・ボゴタ終焉の危機
現在、ベルリン西地区の目抜き通り「クーダム」ことクアフュルステンダムを歩いていると、周辺一帯が急激な変化の渦中にあるのを実感します。昨年、ツォー駅近くに高層ビルが完成し、5つ星ホテル「ヴァルドルフ・アストリア」が開業。ま…
ブレヒトの「イエスマン」と「ノーマン」
現在、シャルロッテンブルク地区のシラー劇場で公演を行うベルリン国立歌劇場では、上演が極めて稀な作品に出会えることがあります。5月末、劇場横のヴェルクシュタットという小規模の会場で行われた「イエスマン」と「ノーマン」も、ま…
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