「黄金の20年代」に触れる展覧会
劇的な道を歩んだ20世紀のベルリンの歴史の中で、今でも燦然と輝く伝説の時代があります。「黄金の20年代」と呼ばれる1920年代です。二つの大戦のはざまにあり、自由な雰囲気の中で文化や芸術が花開いた一方で、どこか危うげな香…
発掘の散歩術(66) ベルリンの難民をめぐって(2)
-ボヘミアの新教徒たち-
地下鉄U7のカール・マルクス通り駅で降り、喧噪に包まれた大通りから一歩横に入る。5分も歩くと、軒を連ねる建物は背丈が低くなり、牧歌的な空気が流れる。 ここはノイケルン区のリクスドルフ(ドルフ=村)。同区の発祥ともいえる古…
2016年の年頭にあたって
昨年のクリスマスは桜が咲いてしまうほど例外的に暖かったのですが、年末は一気に冷え込み、今週は雪も降ってようやくベルリンらしい冬の感覚がやって来た感じです。写真は霧に包まれた元旦のプラーク広場。 年始のご挨拶がずいぶん遅く…
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