4月のベルリンの天気というのは概ねそうなのですが、寒暖差の変化が激しく、なかなか春らしい日がやって来ません。そんな中、先日久々にポカポカ陽気になったので、家族で自転車に乗って出かけることにしました。
まず向かったのは近所の自転車屋さん。昨年末、ある友人から折りたたみ式自転車を譲ってもらう機会があったのですが、まだ全然乗ることがありませんでした。自転車屋の前に置いてある空気入れでタイヤに空気を入れ、いざ出発です。
大通りは車が多いので、一歩入った住宅街を通って東に行きます。バイエルン地区(Bayerisches Viertel)には、一見看板のようなプレートがあちこちに掲げられています。記憶の場所(Ort des Erinnerns)と題された記念プレートで、1933年から45年までの間に、ユダヤ人への日常的な差別・迫害がやがて大量殺戮へと向かわせたプロセスが刻まれています。ここに書かれているのは、「6歳以上のすべてのユダヤ人はJudeと書かれた黄色い星を身につけなければならない。1941年9月1日」。
向かった先はシェーネベルク地区のゴルツ通りにあるジェラート屋さん「Jones」。案の定、長い行列ができていました。
ここのアイスは1つ2.6ユーロと高めなのですが(しかも、最近の物価高を反映して明らかに値上げしている模様・・・)、とても美味しいです。私は塩キャラメルとレモンライムのコンビネーションを選びました。
使徒パウロ教会の近くにAlice-Salomon-Parkという小さな公園があったので、そこでしばらく子どもと遊びました。
この数年、自転車に乗る機会がほとんどなかったので、久々のサイクリングはとても新鮮でした。これからちょくちょく利用しようと思っています。