発掘の散歩術(21) – シェーネベルク自然公園を歩く –
新緑が美しく映えるようになった季節、今回はちょっとユニークな公園をご紹介してみたい。 ベルリンの南側のターミナル駅、ズュートクロイツ駅からSバーンで南に一駅、森に囲まれたプリースターヴェーク駅を降りると、てっぺんの赤錆び…
クロイツベルクの行列ができるケバブ屋
私の地元、横須賀・三浦のタウン紙「はまかぜ」に最近書いた記事を転載します。 日本のような流行の伝播がないドイツで、いわゆる「行列ができるお店」というのはまずお目にかかりません(もちろん従業員が少ないため仕方なく並ぶことは…
発掘の散歩術(18) – プレッツェンゼーの悲劇を忘れない –
「プレッツェンゼー」には2つの顔がある。1つは、地名の由来になっている同名の湖。太陽が照る夏の日にここを訪れたことがあるが、西側の岸には人口の海水浴場もあり、誰もが上機嫌、パラダイスのような光景が広がっていた。もう1つは…
発掘の散歩術(17) -ヤギが闊歩する「都会の中のパラダイス」-
昨年夏のある日、シャルロッテンブルク宮殿の南側のダンケルマン通りを歩いていた時のこと。ごく普通の建物から中庭に抜ける道に、人の流れができていた。何だろうと思い、その流れに吸い寄せられるように中庭に抜け出ると、そのまぶしい…
記憶の鉄路をたどる(4) – ドイツ技術博物館の保存鉄道 –
「ベルリンの乗り物の歩みを一望」で紹介したドイツ技術博物館の車庫の一般公開を見た後、同博物館の保存鉄道というのに乗る機会がありました。これがなかなか楽しい体験だったのでご紹介したいと思います。17時半の閉館の少し前、車庫…
記憶の鉄路をたどる(2) – グライスドライエックの貨物駅跡(上) –
Gleisdreieck(2008-08-17) 先週末、建設中だったグライスドライエックの公園の一部がオープンするという新聞記事を目にした。グライスドライエックは地下鉄U1とU2の駅名にもなっているが、ポツダム広場の南…
ヴェディングのペーター・ベーレンス・ホールと友人たちとの再会
Peter-Behrens-Halle in Wedding (2011-08-02) 先日ご紹介した世界遺産のファーグス工場。ヴァルター・グロピウスはこの建築の設計に際して、ベルリン・モアビットにあるAEG社のタービン…
ベルリン最大の港、ヴェストハーフェン
Westhafen (2011.07.25) 一体どこの街の港と思われるかもしれませんが、れっきとしたベルリンの中心部です。ティーアガルテン地区のモアビットにあるヴェストハーフェン。地下鉄U9のWesthafen駅を降り…
125周年を迎えたクーダム
10月16日まで、ガラスのショーケースに125の歴史が展示されているクーダム この5月、ベルリンの西地区を代表する目抜き通り「クーダム」こと、クアフュルステンダムが完成から125周年を迎えました。 「選帝候の道」を意味す…
記憶の鉄路をたどる(1) – アンハルター駅跡 –
Anhalter Bahnhof (2008.9) かつてベルリンで一番格式の高い終着駅だったアンハルター駅。現在は正面のファサード部分をわずかに残すのみであるが、戦前は日本から陸路でベルリンを目指した際の終着駅だったこ…
発掘の散歩術(9) -ドメーネ・ダーレムで体感する農村生活-
ドメーネ・ダーレムの広大な牧草地 19世紀後半、ドイツ帝国の首都となるまで、ベルリンはヨーロッパの一地方都市に過ぎない規模の町だった。当時の地図を見ると、現在のミッテを囲む城壁の外は、広大な牧草地や畑が広がり、時おり村が…
プラーク広場とカフェとケストナーと
もう大分前になりますが、ベルリンの戦前の写真集を眺めていたら、プラーク広場(Prager Platz)という円形が特徴的な広場に出会いました。日本語に訳すと「プラハ広場」。ベルリンが西に拡張する19世紀後半に開発された一…
発掘の散歩術(5) -晩秋のグルーネヴァルトを歩く-
11月のある日曜日の朝、グルーネヴァルトの森に行ってみようと思い立った。その昔、狩りを愛好するブランデンブルク選帝侯が建てさせた「狩りの宮殿」が、森の中の湖のほとりにあるという。人里離れた森の中で、狩りに興じる孤独な権力…
発掘の散歩術(2) -シュパンダウの旧市街-
前回「キーツ」の原点を訪ねたので、もう少しベルリンの原初風景を求めて歩いてみたい。だが、現在のベルリンで中世の街並を見つけるのは極めて難しい。かろうじて、ベルリン最古のニコライ教会の周りに、メルヘンに登場するようなかわい…
街角スナップ – S-Bahnhof Yorckstraße –
S-Bahnhof Yorckstraße (2010-08-22) 日帰りでドレスデンまで往復した日曜日の早朝、Yorckstraße駅からSバーンに乗った。この駅は少し変わっていて、S1、そしてS25とS2が乗り入れ…
テンペルホーフ公園を歩く(2)
Tempelhofer Park(6月5日) コロンビアダムの入り口から入った後、グリルスペースを越えて、かつての滑走路の方に向かってみました。こちらは東側方面。遠くの方がかすんで見えます。 やがて、かつての2本ある滑走…
テンペルホーフ公園を歩く(1)
ブログ「東十字の熊さん」の最近の記事を拝見していたら、NHKのBSで今度の水曜日にこんな番組が放映されることを知りました。 こだわりライフヨーロッパ 巨大滑走路 再生計画 ~ドイツ ベルリン~(仮) BS1 7月28日(…
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