カール・マルクス大通りを歩くと、やがてそれは見えてきました。幅1メートル、奥行き2メートルの構造体。木製のボディーはどこかベルリンの黄色いバスを思い起こさせますが、内部には大人一人が作業できる机があるだけです。「ムービン…
毎年8月、ベルリンのコンツェルトハウスでは世界のユースオーケストラの祭典「ヤング・ユーロ・クラシック」が行われます。今年は、グスタフ・マーラー・ユーゲント管など名だたる団体に混じって、広島のエリザベト音楽大学のオーケスト…
7月末、東日本大震災で被災した岩手県在住の6人の高校生がベルリンを訪れ、同年代のドイツの若者たちと交流をしました。 このプロジェクト「翼」を主催したのは、震災後にベルリン在住のドイツ人と日本人によって生まれたNPO法人「…
6月22日、ベルリン国立歌劇場の2017/18年シーズンの全容が発表されました。同歌劇場は2010年から、大改装のためにシラー劇場を仮住まいとして公演を続けてきました。当初は3年ほどで工事が終わる予定でしたが、度重なるト…
自分の書いたものが誌面に掲載されるのはいつも嬉しいものですが、今回は少し特別です。7月7日に発売になった岩波書店の『世界』8月号に「ダニエル・バレンボイム、『西東詩集』オーケストラの夢を語る」という記事を寄稿させていただ…
一時期に比べると、難民関連のニュースがドイツのメディアを賑わす頻度は減ったように感じられます。しかし今もアクチュアルな主題であることに変わりはなく、外交問題のこじれや紛争やテロの激化などで、いつ新たな難民が出現しても不思…
5月4日から、ベルリン市営のメルキッシュ博物館で『ベルリン 1937年-明日への影の中で』という展覧会が開催されています。最初にこの展覧会のタイトルを聞いた時、ヒトラーが政権を取った1933年でも第二次世界大戦が始まった…
ミッテ地区のルイーゼン通りにあるベルリン森鴎外記念館(Mori-Ôgai-Gedenkstätte)が、約半年の準備期間を経て、この3月末にリニューアル・オープンしました。現在フンボルト大学(旧ベルリン大学)の付属施設で…
青森駅には毎日新聞青森支局の篠田航一さんが待ってくれていた。篠田さんは同紙の前ベルリン支局長。東日本大震災の直後、前任者の方から紹介され、4年間とてもお世話になった方だった。仕事の合間にカフェなどでお会いしては、ノンフィ…
国鉄の分割民営化からちょうど30年が経つというニュースをいささか感慨深い思いで読んだ。当時11歳だった私は、さすがに30年後のことなど想像できなかった(そんなことは今でも難しいが)。この機会に、30年前とも関係のある旅の…
久々に晴天となった土曜日、Sバーンに乗って西の郊外のヴァンゼーに行きました。約10年ぶりに足を運びたくなった場所、「ムッター・フォラージュ」をご紹介します。バス316や118に乗ってRathaus Wannseeのバス停…
岩波書店の月刊誌『世界』3月号に「生への列車・キンダートランスポート ――クエーカーが救った子供たち」という12ページのルポルタージュを書かせていただく機会がありました。『世界』に寄稿するのは3回目になりますが、今回のテ…
ベルリンのノイケルン地区にあるノイケルン・オペラは、ベルリン3大歌劇場に比べると規模はずっと小さいながらも、古典の大胆なアレンジやオリジナル作品によりピリリとした魅力を放っている劇場です。2月18日から、山田耕筰の作曲に…
ドイツのお城といえば、多くの人はライン川や南ドイツの古城を思い浮かべるかもしれません。城のイメージには遠いベルリンにも、かつて壮麗な王宮がありました。この「ベルリン王宮」をテーマにした展覧会「王宮。都市。ベルリン。」(S…
日本には大体年に1回のペースで帰省していますが、年末年始をこちらで過ごすのは7年ぶりになります。2016年の最後の数日は妻の実家のある山梨に滞在しました。天気はほぼ毎日よく、寒さもさほどではありません。家の近くの小道を歩…
2016年も残りあとわずか。いまさらながらではありますが、10月に南ドイツのヴュルツブルクに旅行したときの続きの話を書いておきたいと思います。ご興味のある方は、以下のページからお読みください。 菅尾友さんが演出するマイア…

最近のコメント