寒い夏

●8月だというのに肌寒い毎日で本当にいやになります。ただでさえ、夏が短いベルリンの人はみんなそう思っていることでしょう。上着なしでは外に出られないほどです。
この数年のヨーロッパの夏はどこか変です。3年前の2002年、100年ぶりの大洪水がドイツやチェコを襲ったのはまだ記憶に新しいところです(何しろ私は大洪水の始まる前日までプラハにいたので)。その翌年は確かこれもまた数百年ぶりかの大熱波で、スペインやイタリアでは暑さのためバタバタ人が亡くなりました。昨年末はあの恐ろしい大津波が襲ったし、地球はやはりどこかで狂ってきているということでしょうか。
●今日、道を歩いていたら、”Can you speak English?” と女性に声を掛けられました。道を聞かれたのでも、何かの勧誘でもなく、BBCラジオの街頭インタビューでした。”Integration”について簡単にインタビューしたいので、英語で答えてくれないかと。
それを聞いて、即効逃げたい気分に駆られましたが(^^;)、昨日「ドイツの外交」について語ってしまった建前上、ここで逃げ去るのもなんだかなあ、とかろうじて引き留まりました。”Integration”は外国人が多く住むドイツの重要なテーマで、言葉や宗教、生活習慣の異なる人々がドイツに住もうとする時、どうやって社会に溶け込むか、という問題です。「やっぱり言葉ですかねぇ。ベルリンは外国人が多いし、ドイツ語ができればここでの生活に溶け込むのは比較的容易だと思いますが。」みたいなことしかその場では言えなかったのですが、そんな単純な問題ではないはずです。それにしてもひどい英語で、本当に恥ずかしい思いをしました(^^;)。



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2 Responses

  1. ばや
    ばや at · Reply

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    始めちゃいましたか。たまにはドイツでのAjaja事情もよろしくね。期待してますよ。

  2. berlinHbf
    berlinHbf at · Reply

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    AjajaのあのCD今でもたまに聴いているよ。ベルリン支部はまだ消えていません。夜魔皇さんにもよろしくー。

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