還ってきた十字架 – Berliner Dom –

Berliner Dom (2007年8月10日)
金色に輝く大きな十字架、これ一体なんだと思いますか?
ベルリン在住の方はもちろん、ここ最近旅行等でベルリンを訪れた方は、この光景を見てピンとくるのでは?2006年12月から、1年半以上ぽっかり場所を空けていたベルリン大聖堂のてっぺんの十字架が、8月19日の朝ようやく元の場所に還ってきたのです(この写真のみdpaより借用)。
今までの十字架は、DDR時代の1981年、大聖堂の再建に際して造られたものでした。ところが、20年以上もの間に腐食が進み、今回バイエルン州のある街で完全に造り直されることになったのです。同時にその下の金色の玉、さらにKönigskronen(王の冠)と呼ばれる部分もきれいになって戻ってきました。高さ15メートル、重さ12トンもある十字架ですが、この位置から見ると大聖堂のスケールが何となく伝わるでしょうか。
8月最後の日曜日に取った1枚。やはりこの十字架があるとないとでは、全体の締まり具合が全然違います。ちなみに、大聖堂付近の今の様子は、ドイツ歴史博物館の固定カメラで常時眺めることができますよ。



Facebook にシェア
LINEで送る
Pocket



Comment

CAPTCHA