ドイツ語を勉強している方の参考になるかもと思って、今回から私が訳してみた感触での難易度ランクを実験的に付けてみます。判断基準は主に単語と構文。今回は普段見慣れない単語が多かったので4つ星にしました(5つ星が最難)。
さて、あのチェルノブイリの原発事故からもうすぐちょうど20年。チェルノブイリについては、以前に書いたこちらの記事もよかったらご参照ください。4月7日の紙面より。
Lexikon: Tschernobyl(チェルノブイリ) 難易度:★★★★☆
Im Reaktorblock 4 des Kernkraftwerks Tschernobyl in der Ukraine kam es am 26. April 1986 zu einer Kernschmelze mit katastrophalen Folgen. Eine Explosion zerstörte das Reaktorgebäude, große Mengen an verstrahlter Substanz gelangten in die Atmosphäre. Über 200 000 Quadratkilometer wurden kontaminiert. Der Hergang des Unfalls ist bis heute nicht zweifelsfrei geklärt. Fest steht jedoch, dass das Personal während eines Tests mit einem neuen Spannungsregler die Sicherheitssysteme abgeschaltet hatte, und dass die Bauart des Reaktors Unfälle dieser Art begünstigte. Der havarierte Reaktorblock ist heute durch einen provisorischen „Sarkophag“ gedeckelt. Der Unfall in Tschernobyl gilt unter Experten als die zweitschwerste Havarie in der Geschichte der zivilen Nukleartechnik nach der Katastrophe im sibirischen Majak 1957.
(メモ)
zweifelsfrei: 疑う余地のない,明白な.
die Havarie: (飛行機・大型機械などの)破損,事故.(アラビア語が語源の言葉です)
訳)1986年4月26日、ウクライナ(当時はソ連)にあるチェルノブイリ原子力発電所の第4原子炉で発生した炉心溶融は、破滅的な結果をもたらした。爆発は原子炉の建物を破壊し、放射能物質を含んだ大量のものが大気中に達した。20万平方キロメートル以上が汚染された。事故の経緯は、今日に至るまで明白に説明されていない。しかし、確実なことは、新しい電圧調整器のテストの際、作業員が安全システムを解除しており、原子炉の建築方式がこの種の事故を助長したということである。事故で損失した原子炉の燃料棒は今日、仮の「石棺」でふたをされている。専門家の間では、チェルノブイリの事故は、民間の核技術の歴史において1957年のシベリアのマヤクの惨事に次ぐ、2番目に深刻な事故として見なされている。