BZ Lexikon(119) 「ベルリン講話」

ノイケルンのRütli-Oberschuleにて(7月19日)
ドイツのケーラー大統領は自身初となる「ベルリン講話」において、ドイツの教育における新しい理想について語りました。実はドイツの学校教育は今かなりひどい状況にあり、今年始めベルリン・ノイケルンのリュトゥリ学校での荒廃ぶりが明るみになった後、ドイツ全土で激しい論争が巻き起こったのを受けてのことです。大統領は、国が教育システムにより多くの投資をすることを促し、労働者(特殊技能工)の子供はアカデミックな職業に就いている家庭の子供の4分の1しかギムナジウムに行くチャンスがない現実を「恥ずべきことだ」と訴えました。9月22日の紙面より。
Lexikon: Berliner Rede(ベルリン講話)
Die Tradition einer besonderen Impulsansprache des deutschen Staatsoberhaupts hat Bundespräsident Roman Herzog 1997 mit seiner „Ruck-Rede“ begonnen. Er forderte darin einen reformerischen Aufbruch in Deutschland. Ihm folgten auch ausländische Politiker wie UN-Generalsekretär Kofi Annan. Zuletzt wurde die Tradition aber nur noch von deutschen Staatsoberhäuptern fortgeführt. Johannes Rau hielt fünf „Berliner Reden“. Bundespräsident Horst Köhler forderte gestern an der Neuköllner Kepler-Oberschule ein neues deutsches Bildungsideal. Die Umstände an der Neuköllner Rütli-Schule hatten zu Jahresbeginn eine bundesweite Bildungsdebatte ausgelöst.
訳)ドイツの国家元首による(社会に)刺激を与えるスピーチの伝統は、1997年に連邦大統領ローマン・ヘルツォークが„Ruck-Rede“という名の講話によって始めた。彼はそこにおいてドイツの改革の目覚めを求めた。ヘルツォークの後には、国連事務総長のコフィ・アナンのような外国の政治家も続いてスピーチをした。最近ではその伝統はドイツの国家元首に限定して続いている。ヨハネス・ラウは5回ベルリン講話を行った。ホルスト・ケーラーは昨日、ノイケルンのケプラー高等学校でドイツの新しい教育の理想を求めた。今年始め、ノイケルンのリュトゥリ学校における状況は教育に関する論争を連邦全体に引き起こしていた。



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