2年前にこのブログを始めた頃、エルンスト・ロイター広場の前に立つベルリン工科大学のビル最上階からの眺めを紹介したことがあった。先日久々にあのビルに上る機会があったので、前回とは反対方向の眺めをアップしてみたい。あのときとは違って、画面をズームすることもできるのがありがたい。
ツォー駅からＵ２で西へ１駅乗ったところにあるエルンスト・ロイター広場は、5本の大きな道路が交わるいわば交通の要衝。その見た目から、かつてこの場所はKnie（ひざ）と呼ばれていた。戦後の西ベルリン最初の市長エルンスト・ロイターを称える現在の名前に変えられたのは、1953年のことである。
こちらはオットー・ズーア・アレー(Otto-Suhr-Allee)方面。 正面にシャルロッテンブルク宮殿が見える。その手前の塔のある建物は、シャルロッテンブルク区の市庁舎。画面奥では、シュパンダウ(Spandau)の煙突群がもくもくと白い煙を上げている。
そしてこちらが南側のビスマルク通り方面。高くそびえるのは、いつか紹介した西ベルリンのラジオ塔。その左隣には国際会議センター(ICC)の白い建物が見える。彼方には第2次世界大戦のがれきを集めて作ったというトイフェルスベルク（悪魔の山）が望める。ちなみにこれがこの街の最高峰。中心部からは外れるが、私にとってベルリンという街を強く実感させる風景だ。
参考：
ベルリン大パノラマ - エルンスト・ロイター広場より(1) –
天使の降りた場所(2) – ベルリンのエッフェル塔 –
W杯カウントダウン(3) - Glockenturmにて –
SECRET: 0
PASS:
へえ、こういう風景ってなかなか見れないから貴重な写真だね。
Ernst-reuter Plzはうちからすぐのところ。さっきも通った場所ですが、こうして見てみるとなんだか不思議な感じがします！
SECRET: 0
PASS:
この近辺にキーペルトというベルリンでもっとも大きな本屋さんが存在したような気がしますが、昨年行ってみたら、別の名前に変わっていたし、キァペルトは小さくなっているし、もっと大きな本屋さんがミッテにできているし。ベルリンで一番大きな本屋さんはどこなのでしょう。
SECRET: 0
PASS:
>ウーランド村さん
日頃見慣れた風景も、見る位置や角度が違うと全く新鮮に感じられることってありますよね！
SECRET: 0
PASS:
>uffikuhさん
Kieport、こういうつづりでしたか、確かにありました！でも一度倒産してからもう4,5年は経つ気がします。いまベルリンで一番大きな本屋は、フリードリヒ・シュトラーセのDussmannか記念教会向かいの本屋のどちらかでしょうか。
SECRET: 0
PASS:
０５年にベルリンに旅行したとき、エルンスト・ロイター広場すぐそばのユースに泊まりました（＾＿＾）
ちょうどベルリンマラソンの時期とぶつかって、参加者で宿泊する部屋が混乱したり、１００番バスが走ってなかったり。翌日は宿泊者がみんな足を引きずっていました（笑）
マラソンとは関係ないけど、クラクフ行きの夜行列車に乗り遅れてベルリンに余計に一泊したりと、思い出深い旅行だったな～と懐かしくなりました！
広場からツォー駅までよく歩いたけど、その途中、道の右側にある小さな公園のようなスペースに、小さな石碑が建っていました。「１９３３～１９４５」とあったからナチスに関連した石碑でしょうが、よくわかりませんでした。色んな場所で同じような石碑を見ました。どんな意味が込められているのか、たまに思い出します。
SECRET: 0
PASS:
確か、交差点中央が円形になっていて、噴水があって、旗がはためいてたところですよね。バスでした通ったことがありませんでしたが、そこからこんなに遠くまで見渡せたとは！平坦なベルリンの様子がよくわかります。
SECRET: 0
PASS:
>shioさん
>エルンスト・ロイター広場すぐそばのユースに泊まりました
あのユースには私も思い出があって、2000年9月にベルリンに来たとき、あそこに泊まりながらアパート探しをしていたんです。かれこれ10泊近くしたでしょうか。宿のおばさんも親切だったような。懐かしいです。
>公園のようなスペースに、小さな石碑が建っていました
Steinplatzに、確かにそういう慰霊碑がありますね。私も気になっていましたが、なぜあそこにあるのかは実はまだ知らないのです。
SECRET: 0
PASS:
>gramophonさん
まさにそんな感じの円形広場です！
この広場に面したＴＵのビル20階からの眺めはすばらしいのです。ここのカンティーネが好きだったのですが、先日久々に行ったら残念ながらなくなっていました。
SECRET: 0
PASS:
今年の４月にベルリンの友達の家に遊びに行ったのですが、その時、「自分が若い時に良く仲間と遊びに来たんだ。」と、小高い丘に散歩に連れて行ってもらったのですが、まさかその丘が第二次世界大戦の「瓦礫のやま」だったとは！！ オドロキです！
berlinHbfさんのブログは、私の知識欲を十分満たしていただけるので、大好きです！次回を楽しみにしています。
SECRET: 0
PASS:
>aromasoundさん
ご感想ありがとうございます。
この「悪魔の山」は、注意して歩いていると実際の瓦礫の存在に気付くようですよ。私も天気がいい日に上ってみたいです。
「ベルリン大パノラマ」は続編がありますので、そちらもどうぞお楽しみに！