Am Ostbahnhof(10月3日)
前回の予告編から1ヶ月経ってしまいましたが、変貌著しい東駅(Ostbahnhof)周辺のいまをお伝えしたいと思います(ポーランド旅行の話はもうしばらくお待ちを!)。
少し前になりますが、ドイツ統一記念日の10月3日、東駅北側のアンティークマーケットを見に行きました。ここの市は毎週日曜日の9時から17時まで開いているのですが、規模が大きくかなり見ごたえがあります。
駅のすぐ東側の一角に、昔のホームの廃墟が残っているのを知る人はあまりいないだろう。この辺りに過去の遺構が残っているということは友達から聞いていたが、ようやく場所を突き止めることができた。
草をかき分けてホームの上に立ってみると、時間が止まったような感覚を覚えた。東駅はもともとKopfbahnhofと呼ばれるスタイルの終着駅で、現在の駅の北側の広大な敷地にあった。シュレジア方面に向かう列車が発着することから、1881年から1950年までシュレジア駅(Schlesischer Bahnhof)と呼ばれていた。この廃墟もその時代の名残である。
駅の南側、写真右側の建物はかつての郵便駅の駅舎で、Postbahnhofというそのままの名前で現在は展覧会やコンサート会場として使われている。
駅の隣の一角は、ちょうど解体工事が行われていた。おそらく60年近く1度も列車が走ることなくさらされてきたあのホームも、まもなく消え去ることになるのかもしれない。
(つづく)
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こんばんわ。
ベルリンを訪れた際、ここの荒涼とした操車場跡地に唖然としたのですが、こんな跡地があったんですね。
Googleの航空写真で確認してみましたら、この廃墟のホームの屋根にも落書きがしてあって、犯人の執念?のようなものを感じました。
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>hiro_hrkzさん
>この廃墟のホームの屋根にも落書きがしてあって、
そこまで確認できるなんて、すごいですね!
このホームの先にかつての貨物駅の操車場があったのですが、数年前の工事で今やすっかりきれいになってしまいました。次回出てきます。