久々のこのコーナーです。現代的でありながらちょっとユーモラスな風貌のこの街灯、一体どこのものでしょうか?
さすがにこれだけで見当がつく人もいないと思うので、画面を変えてみますね。東駅(Ostbahnhof)から徒歩5分のシュプレー川に架かるシリング橋(Schillingbrücke)が正解です。この橋は、ミッテ、クロイツベルク、フリードリヒスハインの3つの地区がぶつかる地点で、ここからのテレビ塔方面の眺めはとりわけ好きなのです。とくに夕暮れ時は。
2007年3月14日の夕暮れ時の風景。左手には、ミッテの火力発電所(Heizkraftwerk)の煙突が見えます。
その隣には、以前もご紹介しましたが、かつての下水処理施設を再生した複合文化施設のRADIALSYSTEM Vが見えます。昨年夏に初めてシュプレー遊覧をしたときに撮った1枚。
さて、橋の反対側を眺めてみましょう。はるか遠くには、このブログで何度も登場しているオーバーバウム橋の2つの塔が見えます。その手前に橋の橋脚らしきものが確認できますが、実はこれ、1945年に爆撃を受けるまでそこに架かっていたBrommybrückeという橋の名残なんです。
この橋の再建プランはこちらで見ることができます。
街灯というよりは橋をめぐる話になりましたが、今回はこんなところで。
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ベルリンの友達には東出身者も多かったし、ベルリンに来る人はみんな
壁を見たがったのでこのあたり、よく行きました。あ、そういえばクロイツ
ベルクからさほど遠くないあたり・・・マサトさんのご近所なのでしょうか。
ドイツの都市にはどこにも「テレビ塔」という名のタワーがあるように思いますが、ベルリンのはかんざしというかお団子というか、球体が串刺し
になった姿がユーモラスで、ワタシ的にはドイツで一番、好きです。
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>akberlinさん
この橋の辺りはクロイツベルクの東の端になりますが、僕が住んでいるのは西の端なので大分距離はあります。でもこの辺りを散歩するのは好きですね。テレビ塔、ベルリンの西側にもエッフェル塔を模した放送塔がありますが、東の方のはずっとシンプルなのにインパクトがあって、私もこっちの方が好きです。