特選ベルリン街灯図鑑(11) 「『ゲルマニア』の跡」

Straße des 17. Juni (2008-12-09)
かれこれ1年ぐらいストップしていたこのシリーズですが、実はまだ続きがあるので^^)、ぼちぼち再開しようと思います(これまでの記事は、タグの「路上観察」をどうぞ)。
今回ご紹介するのは、ベルリンの数ある街灯の中でも特異なものの1つ。ナチスの絶頂期、「ゲルマニア」都市改造計画の東西軸に合わせて、アルベルト・シュペーア自身によって設計されたモニュメンタルなデザインの街灯です。
この街灯を見るには、SバーンのTiergartenの駅からひたすら西へ!
6月17日通り、ビスマルク通り、カイザーダムへと続くのですが、特にビスマルク通りからのだだっ広い通りにこの街灯が並ぶ様は、なかなか壮観です(写真は「6月17日通り」にて)。オリジナルは1936年に造られているので、この先にメインスタジアムがあったベルリン・オリンピックに合わせて整備されたのでしょう。都心部に残る数少ないナチス時代の遺産です。
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