ドイツを始め、ヨーロッパは寒波が到来中だそうですね。皆さん、どうぞお体にご自愛ください。今回は、日本に戻る直前、地元誌に書いた小さな記事を再掲します。
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毎年この時期はベルリンのクリスマスの様子をお届けしていますが、今年は老舗デパートKaDeWe（カーデーヴェー）のデコレーションをご紹介しましょう。
カーデーヴェーは1907年創業の、今も昔もドイツで最大級の高級百貨店です。世界中の食材が手に入る6階の食品売り場は特に有名ですが、毎年異なるクリスマスのデコレーションを楽しみにしているベルリンっ子は多いのです。
さて、今年はどんなだろうと期待を膨らませてエントランスホールに入ると、ゴージャスに装飾されたツリーが目に飛び込んできました。周りのクリスマスマーケットには種々のオーナメントが並び、メリーゴーランドを模したお店があるかと思えば、異国に迷い込んだようなオリエンタルなムードも漂わせています。子供から大人まで見入ってしまう演出は、「さすがカーデーヴェー！」と唸ってしまいました。
外のショーウィンドウは、曲芸師やバレリーナ、サーカスの世界をモチーフに構成されており、こちらも楽しめました。
今年はカーデーヴェーの親会社であるアルカンドーア社が倒産し、ドイツ社会に暗い影を落としましたが、まばゆい光に誘われ、クリスマスマーケットには相変わらず多くの人が足を運びます。不況のご時勢でも、12月は個人消費が一時的に伸びるのだそうです。多くのデパートが、例外的に日曜日も営業していることと関係しているのでしょう。
今年も1年間お付き合いいただき、どうもありがとうございました。皆さま、どうぞよいお年をお迎えください。
（はまかぜ新聞 12月18日）
KaDeWeのクリスマス
私の先週一週間 →
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カーデーヴェーの親会社はアルカンドーア社でしたか。お店は今後どうなるのでしょう？クーダムも昔ほどではないと感じてますが。
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アルカンドーアって要するにカーシュタットなんかの親会社でも
ありましたよね。クーダムのやはり老舗のヴェルトハイムも
カーシュタットになっていましたが・・・。
クーダムやシャルロッテンブルクは旧東側のパワーに圧され気味で
どうもさびれた繁華街といった風情になりつつあるのが気になります。
高級志向はフリードリッヒシュトラーセヘ、若者はプレンツラウアー
ベルクへ、とベルリンの繁華街がだんだんと東へシフトしていっている
気がします。もっとも今に始まったことではなく、この20年間、東は西に追いつけ、（追い越せ）だったとおもうのですが、それが「ＤＤＲの首都、
ベルリン」ではかなり成功しているように見えます。
他の東の街はまだまだですが・・・。
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はじめまして☆ドイツは昔からクリスマスの時期に是非一度行ってみたいと思っている憧れの地です♪ショーウィンドウを見ているだけで楽しそう＞＜素敵ですね～☆
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お帰りなさい。
カーデーヴェーのクリスマス、素晴らしいですね。昨年の旅行が懐かしいです。
今年はベルギーとハンガリーで、いよいよ明日出発します。
コンサートも楽しみますが、クリスマスオラトリオはどこにも見つけられませんでした・・・（涙）。やっぱりバッハを聴くならドイツなのですね。
それではどうぞよいお年をお迎え下さい。
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pfaelzerweinさん
カーデーヴェー自体がなくなることはないでしょうが、小さなところで影響が出ているとは聞きます。今年は泥棒にも入られたし（宝石が盗まれる）、何かと話題を提供してくれた気がします。
akberlinさん
>クーダムやシャルロッテンブルクは旧東側のパワーに圧され気味で
>どうもさびれた繁華街といった風情になりつつあるのが気になります。
確かにそうですね。でも、本格的に再開発の工事が始まり、特にツォー駅とクーダムの間は今大きく変わりつつあります。ツォー駅の裏手には大観覧車を建てるそうですが、最近あまり聞かなくなりました。どうなったのか・・・。
あすかさん
はじめまして。ドイツのクリスマスは一度は体験する価値がありますよ。野外のマーケットも素敵です☆
bach!!さん
今頃、ご旅行の最中だと思います。今回はバッハにはあまりご縁がなさそうですが、お2人ならきっとたっぷり楽しまれることでしょうね。お土産話を楽しみにしております。どうぞよいお年をお迎えください。