2009年最後の夕暮れから

2009年最後の夕暮れから

2009年最後の夕暮れは、不思議な形をした分厚い雲が横須賀の上空を覆いました。私の好きな走水の坂からの眺めです。 関連記事(同じ場所からの眺め): 横須賀の海辺より (2006-11-12) 今日は風も強く、日本に戻って…

九州・山陽紀行(2) - 大宰府天満宮と博多の夜 -

九州・山陽紀行(2) – 大宰府天満宮と博多の夜 –

12月22日、午前中は近くに住む妻の叔母も来てくれて、しばし歓談。その後、みんなで大牟田で一番おいしいというラーメン屋「福龍軒」へ。前日に食べた東洋軒もよかったが、ここも美味だった。見た目ほどくどくなく、どんどんいける。…

九州・山陽紀行(1) - 「のぞみ」で九州へ -

九州・山陽紀行(1) – 「のぞみ」で九州へ –

12月21日、新横浜9時49分発の「のぞみ17号」で一路西へ。今回の旅は、九州に住む妻の祖母を訪ねるのが目的で、帰りに何箇所か寄り道をすることになっている。久々に日本の長距離列車に乗れるとあって、うれしくてしょうがない。…

「壁とベルリン」第7回 - 壁の向こうを想う -

「壁とベルリン」第7回 – 壁の向こうを想う –

ベルリンの壁記録センターがあるベルナウアー通りには、約200メートルにわたって本物の壁が残されているが、その周辺は数カ月前から工事現場になっている。かつての壁の緩衝地帯ではブルドーザーが唸り声を上げ、コンクリートの壁の延…

私の先週一週間

先週は人に会う週と決めていたので、時間の許す限りいろいろな方にお会いした。大事なことを忘れないうちに、簡単にメモ書きしておこうと思う。 12月14日 山梨から東京に戻って、14時に麻布にある出版社にご挨拶。担当の編集者の…

KaDeWeのクリスマス

KaDeWeのクリスマス

ドイツを始め、ヨーロッパは寒波が到来中だそうですね。皆さん、どうぞお体にご自愛ください。今回は、日本に戻る直前、地元誌に書いた小さな記事を再掲します。 ------&#45…

実家のネコちゃんたち

実家のネコちゃんたち

日本に帰って来ると、つい一度は書いてしまうわが家のネコです。1年ぶりでしたが、3匹とも元気でした。まずは、穏やかな日差しを浴びてソファの上で寝っころがるルナちゃん(♀6歳半)。もこもこしたお腹を、つい触りたくなってしまい…

日本滞在2週目

日本に帰る度に、今回こそはブログもマメに更新しようと思うのだが、これがなかなか難しい・・・^^;)。 先週末は妻の実家の山梨で、北アルプスや八ヶ岳の雄大な眺めを堪能したのだが、今週は再び横須賀の実家に戻り、東京との間を往…

横須賀市佐島より

横須賀市佐島より

久々に実家に帰ると、まず海のある風景を見たくなります。今回は横須賀の東海岸にある佐島というところに行って来ました。これは佐島の丘という開発中の新興住宅地の丘からの眺め。 近くのキャベツ畑。 佐島の小さな港にて。ここはしら…

コーミッシェ・オーパーのオペラ『リア王』

コーミッシェ・オーパーのオペラ『リア王』

ドイツ代表GKのロベルト・エンケ選手の自殺は、ドイツ全土に大きな衝撃を与えました。私もショックを受けた1人だったのですが、そんな折、新聞に掲載された演出家ハンス・ノイエンフェルスのインタビュー記事が目に留まりました。 「…

コーミッシェ・オーパーのオペラ『リア王』

コーミッシェ・オーパーのオペラ『リア王』

ドイツ代表GKのロベルト・エンケ選手の自殺は、ドイツ全土に大きな衝撃を与えました。私もショックを受けた1人だったのですが、そんな折、新聞に掲載された演出家ハンス・ノイエンフェルスのインタビュー記事が目に留まりました。 「…

近況&帰国しました

今回約1ヶ月日本に帰るため、帰国前に済ませておくことがたくさんあって、しばらくブログの更新から遠ざかっていました。 この10日間は面白い仕事が続き、忙しいながらも充実した日々でした。 まず、11月末の4日間は日本の新聞社…

「壁とベルリン」第6回 - ゲッセマネ教会の英雄交響曲 -

「壁とベルリン」第6回 – ゲッセマネ教会の英雄交響曲 –

ベートーヴェンの交響曲第3番の浄書総譜表紙(Wikipediaより) 11月2日、旧東側のプレンツラウアーベルク地区のゲッセマネ教会で、「非暴力への記念コンサート」と題する入場無料の公演が行われた。演奏は、ダニエル・バレ…

アカーツィエン通りのCafé Sur

アカーツィエン通りのCafé Sur

今年はカフェでゆったりする時間的余裕がなかなかありませんでしたが、数日前、取材先からの帰り道に前から気になるカフェに立ち寄ってみました。『素顔のベルリン』のP97の地図で紹介している、ハウプト通りからアカーツィエン通り(…

C.アバドのメンデルスゾーン

C.アバドのメンデルスゾーン

メンデルスゾーンが、ライプチヒ通りの家に住んでいた時代に書いた『真夏の夜の夢』序曲は、(確か)高校3年生の時に出会って以来、昔も今も私の大好きな音楽です。特に躍動的な主部に入ってからは、何度聴いても魅了されます。クラリネ…

橋口譲二氏講演会のお知らせ - ベルリン日独センター -

橋口譲二氏講演会のお知らせ – ベルリン日独センター –

ベルリンの日独センターより、興味深い講演会のご案内をいただきました。『ベルリン物語』を始め、ベルリンと縁の深い写真家橋口譲二さんが、今週の木曜日、同センターにて講演会及び対談を行うそうです。80年代よりベルリンをつぶさに…

ライプチヒ通りのメンデルスゾーン

ライプチヒ通りのメンデルスゾーン

前回「メンデルスゾーン・レミーゼ」をご紹介しましたが、作曲家のフェリックス・メンデルスゾーンが住んでいた家は、そこから少し離れた場所にありました。 それが、ポツダム広場からほど近い、ライプチヒ通り(Leipziger S…