プラハ、トラムのある風景

久々に歩いたプラハ、トラムがとてもよく似合う街だなという印象を受けました。前から後ろからトラムがゴトゴト聞こえてくると、ついカメラを構えてしまいます。ここで何枚かご紹介しましょう。
さて、プラハでもっともよく見かけるトラムが、タトラ社のこのT3と呼ばれるタイプです。Wikipediaによると、共産主義時代の1960年から1989年まで、約14000両が製造され、世界でもっとも多く造られた路面電車というから驚きです。ソ連や東ドイツなど、旧共産圏の各国へ輸出されました。旧東独のケムニッツでは、現在も走っているそうです。
2006年からは、低床式のŠkoda 14Tという型の車両も走っています。デザインをしたのは、あのポルシェだそう。どうりでスタイルがいいわけです。
保存車両でしょうか、戦前製のトラムが走っているのも見かけました。ちなみに、プラハで初めて電気式の市電が走ったのは1891年のこと(ベルリンは1881年なので、ちょうど10年後ということになります)。現在34路線、合わせて141キロのネットワークが張り巡らされています。
ヴァーツラフ広場で、やはり昔のトラムを使ったこんなカフェを発見。
最後は、フランク・ゲーリー設計による有名な建築「踊る家」の前を走るT3。プラハの新旧を象徴する組み合わせといえるかもしれません。



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6 Responses

  1. pauken
    pauken at · Reply

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    こんばんは。ご無沙汰しております。トラムの写真が出ていたのでおもわずコメントしちゃいました。大好きです。このタトラも旧東独Magdeburg時代によく乗りました。地元のハンドボールやサッカーの試合のある日は「凶暴」なサポーターが車体を揺らすほど騒いで乗っていましたっけ。携帯の待ち受け画面もタトラだった時もあります。今でもドイツのアマゾンからトラムのカレンダーを買うほどです。それにしてもウレシいなぁ。ありがとうございます。

  2. Hase Saki
    Hase Saki at · Reply

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    ご無沙汰しております。プラハに行かれているのですね。タトラの市電は懐かしいですね。今でも現役で走っているのがすごいと思います。初めてプラハに行ったときにプラハ城に向けての急勾配もぐんぐん上がっていったのには少し驚きました。市電もどんどん新しくなってスタイリッシュになっていきますが、古い市電がいまでもがんばっているのを見るのはうれしいですね。

  3. ten264
    ten264 at · Reply

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    こんにちは。さっそくリンクさせて頂いております。プラハでもポルシェ社デザインのトラムが走っているんですね。ウィーンで同社製のULFに乗ったのを思い出しました。どれも素敵なお写真ですが、一番下の踊る家をバックにしたT3の写真がツボでした。

  4. berlinHbf
    berlinHbf at · Reply

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    paukenさん
    ご無沙汰しています。トラム好きの方からのコメント、うれしいです。マグデブルク、実はいまだに行ったことがないのです。T3がまだ走っているというケムニッツも含め、訪れてみたいです。その時はトラム事情も含め、またレポートしますね。

  5. berlinHbf
    berlinHbf at · Reply

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    Hase Sakiさん
    こんにちは。実はお名前を拝見してもぴんとこなかったのですが、以前コメントをいただいたでしょうか。プラハのタトラは、調べているうちに、世界最大製造台数の車両ということを知ったのですが、びっくりしましたね。私もこういう古い市電は大好きです。

  6. berlinHbf
    berlinHbf at · Reply

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    ten264さん
    リンクありがとうございます。ポルシェ社がトラムのデザインも手がけていたとは、びっくりしました。こんなかっこいいデザインならファンも増えることでしょうね。

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