昨日(15日)の夕方、日本大使館の横を通ったら、入り口付近に臨時の献花コーナーが設置され、そこには一面花がぎっしり飾られていました。
どんな人々がメッセージを寄せているのだろうとたまたま目に入った書面を見たところ、私も何度か行ったことのあるポツダム広場近くの中華料理屋さん一同からでした。日本大使館の隣のイタリア大使館からの献花も置かれていました。
でも、一般の人の姿も頻繁に見られます。じっと献花コーナーを眺めている人や、このように車でやって来ては花束を置いていくカップルにも出会いました。その前日にはドイツのヴルフ大統領も日本大使館を訪れたそうです。
東日本大震災:各国首脳らメッセージ 独大統領「全力で日本を支援」
【ベルリン小谷守彦】ドイツのウルフ大統領は14日、震災犠牲者に弔意を示すため、在ベルリン日本大使館を訪れた。大使館職員約40人を前に、大統領は「深刻な自然災害と闘うため、ドイツは全力で日本を支援する」と語り、専門家の被災地入りや募金を呼び掛けることを約束した。ウルフ大統領は記者団に「ドイツという友がいることを忘れないでほしい」とも述べた。
毎日新聞 2011年3月16日 東京朝刊
この数日で、私のところにもドイツの知人友人から心温まる見舞いのメッセージをいくつもいただきました。ネットやテレビでの報道を見ると、毎日本当に気が気でないですが、今はここでできることをしっかりやろうと思います。
ベルリンの独日協会でも義援金の受付を始めたそうです(詳細はこちらより)。その中に、「特に仙台地区の人々に煩雑な手続きを経ることなく直接的な支援をできると考えています」とあります。ドイツ在住の方で義援金の送付を考えている方は、検討されてもいいかもしれません。