現在発売中の『音楽の友』12月号が、来年来日公演を行うベルリン・フィルについての特集を組んでいます。その中で、ベルリン・フィルの元コントラバス奏者のルドルフ・ヴァッツェルさんにインタビューする機会がありました。ヴァッツェルさんは1968年から2009年に定年で引退するまで、カラヤン、アバド、ラトルという3人の音楽監督のもとで演奏した奏者で、41年間このオーケストラで演奏した方ならではの含蓄に富んだお話が大変興味深かったです。ご一読いただけると幸いです。
今年1年を振り返ってみると(もうそんな季節になったか・・・)、『音楽の友』誌のために行ったインタビューはどれも印象深いものでした。テノール歌手のロバート・ディーン・スミスさん(2月号)、ベルリン放送響第1ヴァイオリン奏者の矢袋美沙さん(3月号)、指揮者の大植英次さん(4月号)、北ドイツ放送響第1コンサートマスターのローラント・グロイターさん、ハンブルク国立歌劇場フォアシュピーラリンの塩貝みつるさん(6月号)。仕事柄、いろいろな方にお話を聞く機会がありますが、音楽家の方々へのインタビューは純粋に楽しい時間であることが多いです。来年も良い出会いに恵まれるといいなあ。