新博物館が再オープン

新博物館が再オープン

10月17日、新博物館(Neues Museum)がついに再オープンしました。修復作業中の内部の様子は、2年前に紹介したことがあります。実に70年ぶりの開館で、これにより博物館島5つのミュージアムが全て見学できるようにな…

オーバーシュプレー・ケーブル工場でのコンサート

オーバーシュプレー・ケーブル工場でのコンサート

Kabelwerk Oberspree (2009-9-22) しばらく音楽の話題から遠ざかっていたので、また折に触れてここ数ヶ月で聴いたり見たりしたものを書いていきたいと思います。 もう2ヶ月近く前になりますが、ラトル…

『素顔のベルリン』、出版記念パーティー

『素顔のベルリン』、出版記念パーティー

ご報告がすっかり遅くなってしまいましたが、11月1日(日)に『素顔のベルリン』の出版記念パーティーを行い、予想を超える多くの方々にお越しいただきました。どうもありがとうございました! まず会場の空間がなかなか面白かったで…

2009年11月9日のベルリン

2009年11月9日のベルリン

ポツダム広場にて(2009年11月9日) 数日前、ようやく自宅のネットが開通し、新居での生活が快適になってきました。12月に日本に一時帰国するまでの間、また折に触れてブログを書いていきたいと思います。 さて、11月9日の…

生まれ変わった植物園の大温室

生まれ変わった植物園の大温室

ベルリンのダーレム地区にある植物園(Botanischer Garten)の大温室(Großes Tropenhaus)が、約3年に及ぶ改修工事を終え、9月末に再オープンしました。その最初の週末にはお祭りが開催されていた…

ベルリンにドミノが並ぶ!

ベルリンにドミノが並ぶ!

昨日から、11月9日の壁崩壊20年の最大の行事、「自由の祭典」(Fest der Freiheit)のドミノプロジェクトのドミノが建ち並んでいます。先ほど、明日の仕事の打ち合わせでポツダム広場に行ったついでに写真を撮って…

「壁とベルリン」第5回 - WISTAに見る東独の再生例 -

「壁とベルリン」第5回 – WISTAに見る東独の再生例 –

東独時代、科学アカデミー物理研究所のシンボルだった通称「アカデミーの乳房」。メルケル首相も、かつてこの場所に勤務していた ベルリンの中心部からSバーンで約30分、旧東地域のアドラースホーフ(Adlershof)は初めて降…

クロイツベルク回想録1988-89(5) - あれから20年 -

クロイツベルク回想録1988-89(5) – あれから20年 –

映画『クリスチーネ・F』(原題は『われら動物園駅の子どもたち』) 長野順二さんによる「クロイツベルク回想録1988-89」の最終回をお送りします。 <クリスチーネ・F> かなり冷え込んでいた秋の夜遅く、公園の脇を通りかか…

クロイツベルク回想録1988-89(4) - パンクたち -

クロイツベルク回想録1988-89(4) – パンクたち –

当時ベルリンで盛んに行われていた“空家不法占拠居住運動”のシンボルマーク。落書きの様にしてアパートの壁などにデカデカと描かれているのを所々で見かけた(長野順二さん所蔵の写真より) <パンク> クロイツベルクではパンクの若…

クロイツベルク回想録1988-89(3) -この街に生きる人々-

クロイツベルク回想録1988-89(3) -この街に生きる人々-

写真家ヴォルフガング・クローロフ(Foto: Jana Farley) 長野順二さんによる「クロイツベルク回想録1988-89」の第3回目は、写真家ヴォルフガング・クローロフを通じて出会ったクロイツベルクの人びとについて…

『素顔のベルリン』出版記念パーティーのお知らせ

『素顔のベルリン』出版記念パーティーのお知らせ

今日から冬時間に変わったベルリンより、1つ告知をさせていただきます。 私の著書『素顔のベルリン』の出版に際して、11月1日に出版記念パーティーを開催させていただくことになりました。今回お世話になった「地球の歩き方」プロデ…

クロイツベルク回想録(2) -ウォルフガングとの出逢い-

クロイツベルク回想録(2) -ウォルフガングとの出逢い-

西側の壁際で無邪気に遊ぶ子供たち(長野順二さん所蔵の写真より) <クロイツベルクの第一印象> 晩秋というよりも冬のような、曇天の多い底冷えするベルリンは、繁華街でもどこか寒々しい白黒写真の様なモノトーンの街、それが第一印…

クロイツベルク回想録1988-89 (1) -国境越え-

クロイツベルク回想録1988-89 (1) -国境越え-

今回より長野順二さんのクロイツベルク回想録をお届けします(写真も長野さん所蔵のもの)。 -------------&…

「クロイツベルク回想録1988-89」を始めるにあたって

壁崩壊からちょうど20年というこの秋、6年半住んだクロイツベルクを離れるにあたって、ぜひともこのブログで紹介したい話がありました。 事の発端は2年前の秋にさかのぼります。クロイツベルクを撮り続けてきたヴォルフガング・クロ…

Coyote No.39 特集:スペイン彷徨

Coyote No.39 特集:スペイン彷徨

最近発売されたCoyoteという雑誌に、「ひとつの駅のふたつの世界」というタイトルのルポルタージュを書かせていただきました(大分後ろの方のページです)。夏に『コヨーテ』の編集部の方から執筆のご依頼をいただいたとき、恥ずか…

久々の引っ越し

しばらくご無沙汰していました。この10日間は、久々の引っ越しでとても慌ただしく、ネットにもほとんどつなげない日々が続いていました(メールのお返事も滞りがちになってしまい、すみません!) 何しろ6年半ぶりの引っ越しだったの…