この10月から装いを変えるNHKテレビのドイツ語講座「しあわせ気分のドイツ語」のテキストに半年間の連載記事を担当させていただくことになりました。タイトルは「ドイツ世界遺産プラスアルファ」。ドイツにある51の世界遺産(先月、エアフルトの中世のユダヤ人街が新たに登録されて計52になりました)の中から6つを選んで、その場所でしかできない体験を紹介するという内容です。10月号の第1回では、ポツダムのサンスーシ宮殿を舞台に毎夏開催されるポツダム・サンスーシ音楽祭を取り上げました。
この数年間で同テキストに寄稿したテーマを振り返ると、2020/21年「ベルリン・生活必需品としての文化」はベルリンのみ、2021/22年「シュプレー・ハーフェル川紀行」でブランデンブルク州に足を伸ばし、今回の新連載でようやくさらに外の都市にも取材で行けるようになったことを嬉しく思います。番組本体はもちろん、久保田由希さんの「ベルリン ミュンヘン二都物語」など他の執筆陣の方々の連載と合わせてお読みいただけると幸いです。