ウクライナ紀行(9) 旅の終わり

ウクライナ紀行(9) 旅の終わり

(前回の続き) 10月15日、いよいよキエフを後にする。帰りはベルリン行きの直通列車に乗る予定だったのだが、2日前に窓口に行ったら、すでに全席売り切れ。帰国を一日遅らせることも考えたのだが、こーどーくんの勧めでワルシャワ…

ウクライナ紀行(8) キエフ最終日

ウクライナ紀行(8) キエフ最終日

(前回の続き) 10月15日。今日は中心部から少し離れたペチェルスク修道院を観に行く。地下鉄のDnipro駅の地上ホームに降り立つと、茫漠たるドニエプル川が目の前に広がっていて感動した。 そのドニエプル川を背に向け、汗を…

ウクライナ紀行(7) チェルノブイリは終わらない

ウクライナ紀行(7) チェルノブイリは終わらない

(前回の続き) 10月13日。着いた日を含めてのキエフ3日目は、前日に続き曇り空。訪れた順序は逆になるが、この日観て回った中で一番強烈だったものから紹介したい。 1986年のチェルノブイリ原発事故のことを知らない人はいな…

ウクライナ紀行(5) 雨の日のキエフ

ウクライナ紀行(5) 雨の日のキエフ

(前回の続き) 10月12日。前日は長時間の移動だったので、この日の朝はゆっくり起きる。キエフの宿はカーチャさんが予め押さえてくれていた。ホテルではなく、家具付きの普通のアパートで、短期滞在者でも借りられるようになってい…

ウクライナ紀行(4) 列車に乗って首都キエフへ

ウクライナ紀行(4) 列車に乗って首都キエフへ

(前回の続き) 10月11日、朝の7時半。リヴィウ中央駅の長いホームに、キエフへ向かう列車が横たわっていた。ブルーの車体、明らかにソ連製だ。旧ソ連の鉄道の線路幅は広軌と呼ばれるもので、1524ミリあり、これは欧米の大部分…

ウクライナ紀行(3) リヴィウ 光と影

ウクライナ紀行(3) リヴィウ 光と影

(前回の続き) リヴィウの町の郊外にあるLychakivsky共同墓地。42ヘクタールの敷地の中に、40万人以上の霊が眠っているというこの広大な共同墓地は、墓地という特殊な場所であるにも関わらず、リヴィウ最大の見どころの…

ウクライナ紀行(2) 古都リヴィウ散策

ウクライナ紀行(2) 古都リヴィウ散策

(前回の続き) リヴィウ中央駅の前に降り立った私たち二人は、宿を探すべく町の中心部へと歩いて向かった。 リヴィウは人口83万人の都市。中央駅から旧市街までは約2キロほど離れている。リヴィウは地形的にかなり起伏のある町で、…

ウクライナ紀行(1) 徒歩でウクライナの国境を越える

ウクライナ紀行(1) 徒歩でウクライナの国境を越える

10月8日、Berlin Friedrichstrasse13時48分発の列車で出発。これは偶然にも、その一週間前にフランクフルト・オーデルに行く時に乗った列車と同じだった。あの時のどんよりした天気に比べ、この日は本当に…

ウクライナから戻りました!

ウクライナから戻りました!

今日(16日)の午後、ウクライナからベルリンに無事戻って来ました。本来ならキエフからベルリンへの直通列車で帰る予定だったのですが、2日前にチケットを買おうとしたらすでに売り切れで、急遽ワルシャワ経由で帰ることに。昨日の昼…

ウクライナに行ってきます!

ウクライナに行ってきます!

戦勝記念塔にて(9月22日撮影) 突然でびっくりされるかもしれませんが、今日の午後から1週間ほどウクライナに行くことになりました。しかし一体なぜウクライナなのか、出発前に少しお話しておきたいと思います。 ウクライナは私に…