発掘の散歩術(30) – 劇場で観るエーリッヒ・ケストナー –
子どもが読んで楽しめ、大人が読んでも味わえる本というのがある。エーリッヒ・ケストナー(1899~1974)の小説はその代表格ではないだろうか。『エーミールと探偵たち』『ふたりのロッテ』『点子ちゃんとアントン』……。子ども…
コンテンポラリーダンスと古楽の出会い
11月16日、ベルリン日独センターの「対話サロン」にて、異色の対談が実現しました。オーケストラ・合唱団のバッハ・コレギウム・ジャパンの音楽監督で、この6月に日本人として初めてライプツィヒ市より「バッハ・メダル」を受賞した…
映画『Nuclear Nation』 (船橋淳監督)
●今年のベルリナーレでは特に時事性の高いテーマとして、昨年の「アラブの春」、そして311関連のドキュメンタリー映画が3本上映される。先週土曜日、ベルリナーレで船橋淳監督の『Nuclear Nation』を観た。ツォー駅近…
ペルガモン博物館のパノラマ展
巨大なガスタンクを思わせるパノラマ展の仮設会場 ペルガモン博物館の歴史は1864/65年冬、ドイツ人技師カール・フーマンがトルコのベルガマを初めて訪れた時にさかのぼります。彼は、古代都市の廃墟の大理石が雨風にさらされ、ま…
末宗美香子展のオープニング
少し時間が経ってしまいましたが、先月30日、Hotel Bogotaで行われた、末宗美香子さんの展覧会のオープニングの様子をお伝えしたいと思います。 18時半から朝食ルームで、独日協会のシュミットさん、Bogotaのオー…
ベルリン300年の知の歩み
リヒトホーフに置かれている、書庫を模した巨大インスタレーション Regalinstallation im Lichthof Foto: © Roman März 2010年、ベルリンは「学術年」(Wissenschaft…
マルティン・グロピウス・バウのオラファー・エリアソン展
現在、ポツダム広場からほど近いマルティン・グロピウス・バウ(Martin-Gropius-Bau)にて、オラファー・エリアソン(Olafur Eliasson)のベルリン初の大規模な個展「Innen Stadt Auße…
ドイツ歴史博物館「権力は示す 統治戦略としてのアート」展
●ドイツ歴史博物館(DHM)の特別展「権力は示す 統治戦略としてのアート」(Macht zeigen – Kunst als Herrschaftsstrategie)を見てきました。権力の中枢にいるドイツの…
カント通りのCAMERA WORK
先日、ツォー駅から徒歩10分弱、カント通りにある写真専門のギャラリー「カメラワーク」に行ってきました。その存在は前から知っていましたが、訪れるのは実は初めて。大通りに面した小さなギャラリーだろうと思って行ってみたら、実際…
街角にやって来たベルリナーレ
U7 Eisenacher Str.にて(2月19日) ベルリン国際映画祭(通称ベルリナーレ)で、例年最も注目を浴びるのはコンペ部門であり、メイン会場「ベルリナーレ・パラスト」の赤じゅうたんを歩く世界中から集まったスター…
14日(木)の日経アートレビューのご案内
1月14日(木)の日本経済新聞朝刊の「アートレビュー」に、私がコーディネートをさせていただいた「ベルリンとグラフィティー」をテーマにした記事が掲載されます(執筆は河尻定記者。撮影は竹邨章カメラマン)。昨年11月末、今もベ…
新博物館が再オープン
10月17日、新博物館(Neues Museum)がついに再オープンしました。修復作業中の内部の様子は、2年前に紹介したことがあります。実に70年ぶりの開館で、これにより博物館島5つのミュージアムが全て見学できるようにな…
ベルリンの文化カーニバル
今日は広島の原爆の日ですね。しばらく前になりますが、地元のタウン紙に書いたこんな記事をアップしたいと思います。 聖霊降臨祭と呼ばれる5月31日の祝日、毎年恒例の「文化のカーニバル」(Karneval der Kultur…
第9回「学術の長い夜」が開催
ベルリンのロングナイト・イベントというと、年に2回開催される「博物館・美術館の長い夜」がよく知られていますが、ユニークな催し物はほかにもいろいろあります。6月13日に行われたのは、「学術の長い夜(Lange Nacht …
第1回「オペラ・劇場の長い夜」、今夜開催
ベルリンでは夏と冬の年2回、”Lange Nacht der Museen”(「ミュージアムの長い夜」)という催しがすでに定着しているのですが、その劇場版が今夜初めて開催されることになりました。題…
「異国で書く」ということ
1月16日の夜、ファザーネン通りのベルリン文学館(Literaturhaus Berlin)で、作家の多和田葉子氏と詩人・エッセイストの伊藤比呂美氏による対談が開かれました。テーマは『異国で書く』というもの。 ご存知の方…

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