ハノーファーの町田久美展

ハノーファーの町田久美展

現在、ハノーファー(ハノーバー)のケストナー協会(kestnergesellschaft)という美術館で、 荒木経惟と伝統的な浮世絵を組み合わせた”araki meets hokusai“、さらに…

ミュンスター彫刻プロジェクト(2)

ミュンスター彫刻プロジェクト(2)

しばらく間が空いてしまいましたが、ミュンスター彫刻プロジェクトの話の続きです。これはアートと公共性というテーマの先駆けともいえるアートイベントで、10年に1回という長いスパンで開催されています。77年に始まって、今回がま…

ミュンスター彫刻プロジェクト(1)

ミュンスター彫刻プロジェクト(1)

大分時間が経ってしまいましたが、先月訪れたミュンスターとカッセルのお話をしましょう。 まずはノルトラインヴェストファーレン州の街ミュンスター(Münster)から。 私にとってミュンスターといえば、昔世界史で習ったウェス…

フランクフルトより帰宅

フランクフルトより帰宅

Frankfurt Hauptbahnhof(7月11日) ミュンスター、カッセル、フランクフルトと回って、昨日の深夜ベルリンに戻って来ました。今回は私の実家からもそう遠くない、横浜市の文化芸術財団の職員の方にお供して、…

現代アートの年

現代アートの年

今夜はベルリン州議会の続きを書こうと思ったんですが、仕事でずっとPCの前に向かっていたのでもう気力なしです。 昨日、駅の本屋でこんな雑誌を見つけて買いました。 アートマガジン誌のドクメンタ12特集です。今年は2年に1度の…

ドレスデンの現在

ドレスデンの現在

ドレスデンのゼンパーオーパー前にて(3月21日) 1985年に再オープンした、ドレスデンの芸術のシンボルともいえるゼンパーオーパー。秋の来日公演の演目に入っているR.シュトラウスの「ばらの騎士」(1911年にここで初演)…

嗚呼!ドイツ・ポスト・・・

ドイツの真実(2) - ドイツ・ポスト編 – 先日送ったのにまだ届かない荷物を気にかけている、私の実家の家族への報告も込めて、書いてみたいと思います。 先週の月曜日、私の母が小包を2つ送りました。1つは通常の…

ドイツ・テレコムという企業

ドイツ・テレコム(Deutsche Telekom)という元国営の企業は、顧客へのサービスがとりわけひどいことで有名です。この会社を巡ってイヤな思いをしたとかトラブルになったとかいう話は周りで本当によく聞きます。これまで…

「フラヌール」ドイツ編

「フラヌール」ドイツ編

今日はちょっとしたお知らせです。NOVA BOOKSから最近発売された「フラヌール」というシリーズのドイツ編、その中の「ドイツの基本情報」を私が担当させていただきました。このブログを読んでくださっている方々から見たら、す…

ライプチヒのクリスマス(2)

ライプチヒのクリスマス(2)

旧市街にある市庁舎前では、新しい路線のための巨大な穴が掘られていました。 (前回のつづき) 最初にライプチヒ中央駅をご紹介したので、いかにも私が列車で行ったかのような印象を与えてしまったかと思いますが、実はそうではありま…

ライプチヒのクリスマス(1)

ライプチヒのクリスマス(1)

クリスマスをドイツ東部の町ライプチヒで過ごし、先ほどベルリンに戻って来ました。1泊だけの短い滞在だったのですが、ちょっとびっくりする出来事が続いたので、3回ぐらいに分けてリポートしたいと思います。 クリスマス休暇中で街は…

どうなる?総選挙

どうなる?総選挙

日本と違って、ドイツの選挙運動に街頭演説というものは基本的にないのですが、それに近いものが、昨夜自宅から程近いジャンダルメンマルクト広場で行われたので、ちょっと様子を見に行ってきました。SPD(社会民主党)主催のDas …

アウトシュタット訪問

アウトシュタット訪問

日本からベルリンを訪問中のお客さんと一緒に、車の町アウトシュタット(Autostadt)に日帰りで行って来た。場所はベルリンから超特急のICEに乗り1時間ほど、VW(フォルクスワーゲン)本社のヴォルフスブルクにある。車の…

ドイツの外交転換

昨日、9月の衆院選が決まりましたが、ドイツでも予定より1年早く、9月18日に総選挙が行われることになり、これが今年最大の政治テーマとなっています。現在の世論を見ると、私がベルリンに来てから初めて政権が変わる可能性が高まっ…