BZ Lexikon(88) 「バリック・ワイン」

3月31日の紙面より。
Lexikon: Barrique-Weine(バリック・ワイン)
Barrique nennt man ein kleines Eichenfass, das zur Reifung von Rot-, in einzelnen Fällen auch Weißweinen dient. Die Lagerung von Wein in Barriquefässern bewirkt, dass der Wein Geschmacksstoffe aus dem Holz wie zum Beispiel Vanillin aufnimmt und damit ein einzigartiges Aroma erhält. Barrique-Fässer verlieren spätestens nach der dritten Befüllung an Aromakraft und werden dann in der Regel durch neue Fässer ersetzt. Auch wegen des hohen Materialeinsatzes sind Brarrique-Weine verhältnismäßig teuer. Um diese Kosten zu umgehen, benutzen einige Kellermeister industriell hergestellte Aromen, oder sie geben entsprechende Holzspäne in ihre Edelstahltanks.
訳)赤ワイン(いくつかの白ワインにおいても)の熟成に使われる小さなオーク材の樽のことをバリックと呼ぶ。ワインをバリック樽で寝かせておくと、そのワインは木からの味覚物質(例えばバニラのような)を吸収し、独自の香気を獲得することになる。バリック樽は少なくとも3回ワインを満たした後は香気を失い、通常は新しい樽に取り替えられる。材料費がかかることもあって、バリック・ワインは比較的高い。このコストを避けるために、酒蔵マイスターの中には工業的に製造された香気を使ったり、特殊鋼のタンクの中にそれに見合った木のくずを入れたりする人もいる。
(言葉の背景)
フランスではここ数年ワインの消費量が落ち、このような処置を取る酒造業も出てきているのだとか。一度飲んでみたいワインではありますが。



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2 Responses

  1. pfaelzerwein
    pfaelzerwein at · Reply

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    バリック自体はかなり一般的になって来ましたが、人工的なアロマ付けと言うのが先日ブリュッセルで問題になった争点です。バリックだから美味いと言う事は決して無いので、結局コカコーラワインとなります。

  2. berlinHbf
    berlinHbf at · Reply

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    >pfaelzerweinさん
    コメントありがとうございます。さすがお詳しいですね。
    >先日ブリュッセルで問題になった争点です。
    なんだかEUの首脳会談みたいですね(笑)。

    本場フランスのワイン事情も意外に厳しいんだなと、少し実感できた記事でした。

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