昨日の土曜日は「公言祭(東方三博士の日)」でした。この日については次回のLexikonで触れるとして、こんな風習があったのをご存知でしょうか。街を歩いていればその光景に出くわすかなと期待していたんですが、ついに見かけることはありませんでした。「星の歌」についてはこちらのページが参考になります。1月5日の紙面より。
Lexikon: Sternsinger(星の歌)
Das Stern- und Dreikönigssingen zählt zu den ältesten katholischen Bräuchen. Nach Weihnachten ziehen Mädchen und Jungen als Könige und Sternträger verkleidet bis zum Dreikönigsfest am 6. Januar von Haus zu Haus und sammeln Geld für soziale Projekte. Sie klingeln an den Türen und verkünden singend Christi Geburt. Dabei schreiben sie mit Kreide „C + M + B“ und die Jahreszahl an die Tür – die Anfangsbuchstaben der Namen der drei Könige stehen für „Christus mansionem benedicat“ (Christus segne dieses Haus). Die ersten Sternsinger waren wohl Schüler im Hochmittelalter, die an Bischofssitzen und in Klöstern um Spenden für sich selbst baten. 500 000 deutsche Jugendliche beteiligen sich dieses Jahr am Dreikönigssingen.
訳)「星の歌(シュテルンジンゲン)」と「三博士の歌」は、カトリックの最も古い風習に数えられる。クリスマスの後、少年少女たちは王や星の使者の仮装をして、1月6日の公言祭(東方三博士の記念日)まで家々を渡り歩いては社会福祉のプロジェクトのためにお金を集める。ドアのベルを鳴らしてから、キリストの誕生を歌で言い表す。その際子供たちはドアにチョークで“C + M + B“という文字とその年の数字を書く。この三博士の名前の頭文字は„Christus mansionem benedicat“を表し、これは「キリストがこの家を祝福する」という意味である。「星の歌」の始まりは中世中期の遍歴学生で、司教座の所在地や修道院に自分自身のための寄付金を求めた。今年ドイツでは50万人の若者がこの「三博士の歌」に参加する。
●昨日は早起きして久々にDSO(ベルリン・ドイツ響)のゲネプロを聴いて来ました。久々のケント・ナガノの指揮で全体的に非常に充実。ギル・シャハムのソロでモーツァルトのヴァイオリン協奏曲3番、細川俊夫さんの「循環する海」、メインはブラームスの交響曲3番というプロ。予想に反してロマンチシズム濃厚なブラームスに朝っぱらから感動してしまいました。現在ベルリン在住の細川さんの新作も印象的で、できたら本番も聴きたいコンサートでした。
●私のブログは日記的要素が薄いので、この欄に日々のぼやきやベルリンのローカルニュースなどを(なるべく簡潔に)書いていこうかと思っています。
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ライン地方なんかでは、今年なら西暦に挟まれるように 20+C+M+B+07 と家の入り口の上に、書いてあった気がします。
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>gramophonさん
>20+C+M+B+07
一瞬何の方程式かと思いましたが、なるほどそういう書き方もあるのですか。ベルリンとライン地方とでは宗教的な行事もかなり異なりますものね。