ベルリンでいまもっとも急激な変化を遂げようとしている場所は、先日オープンした「アレクサ」に代表されるアレクサンダー広場周辺とそこからほど近い東駅(Ostbahnhof)周辺だろうと思う。
アレクサンダー広場から東に1駅、ヤノヴィッツ橋(Jannowitzbrücke)駅から東駅を通り次のワルシャワ通り(Warschauer Straße)駅までの区間の周辺は、冷戦時代に西側との国境に接していたこともあって、戦後60年もの間、およそ都市開発とは無縁だった。
それがいま、急速に変わりつつある。先月末、「ブルガーマイスター」でお昼を食べた後、クロイツベルクの東端に立ってシュプレー川を越えた向こう岸を眺めてみた。左右にのびる白い線は、壁の残り(現在の「イーストサイドギャラリー」)である。
中でも一際目に付くのがこの建物。O2 Worldという名のアリーナで、17000人を収容でき、アイスホッケーの試合やコンサートなどがここで行われることになる。完成は来年の秋というから、もうあっという間だろう。
オーバーバウム橋の上は地下鉄がゴトゴト音をたてながら過ぎていく。この風景はいつも心を和ませてくれる。
この東駅周辺は現在どうなっているのか。戦後60年間放置されたままの廃墟も見つけたので、近々ご紹介したいと思います。
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うちのWohnungの人、アイスホッケーの選手。
O2 World完成したら、行くかもしれませんね〜。
私は行けないけど。。
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>Tilさん
僕はあまり見ないので詳しくないですが、アイスホッケーはドイツでは(サッカーほどではないにせよ)かなりポピュラーなスポーツですよね。O2 Worldが完成したらそれは大きな話題になることでしょう。