日本よりベルリン関連本が届く!
数日前、日本から箱に入った重い小包が届きました。送り主は東京のgramophonさんという方。80年代に西ベルリンの在住経験があり、このブログも以前から読んでくださっています。昨年末に「置き場所のなくなったベルリン関連本…
アウシュヴィッツへの旅(6) -「つまずきの石」ドキュメント(下)-
計5つのつまずきの石が埋め込まれた後、集まった付近の住民を囲んで小さなセレモニーが始まった。前回ご紹介したグンター・デムニッヒ氏は、いつの間にかその場から姿を消していた。 ヴェディングの教区の牧師コンスタンツェ・クラフト…
イル・ジャルディーノ・アルモニコのヴェネチア・バロック!
大分前から楽しみにしていたイタリアの古楽グループ、イル・ジャルディーノ・アルモニコのコンサート(24日、フィルハーモニー室内楽ホール)。ところが、この日の大事なインタビューの仕事が長引いて、前半最後の曲からしか聴けません…
アウシュヴィッツへの旅(5) -「つまずきの石」ドキュメント(上)-
アウシュヴィッツから帰って数週間後の昨年12月半ば、ヴェディング地区に住む友達からちょっと耳寄りな話を聞いた。彼女が住むアパートの前にいくつかの新しい「つまずきの石」が埋め込まれるらしく、その後小さなセレモニーが行われる…
ベルリンフィルの3人のコンサートマスター
先日、ベルリン・フィルの往年のコンサートマスター、ミシェル・シュヴァルベさんのインタビュー記事を掲載しましたが、私のブログを以前から熱心に読んでくださっているla_vera_storiaさんが「ベルリンフィルの3人のコン…
カフェ「ケーキの王様」
11日間のベルリナーレが終わって一息つきたいところですが、もう次の取材の準備が待っています。せめて気分だけでもということで、今回は私の好きなカフェを一軒ご紹介しましょう。場所は例によって(?)クロイツベルク、オラーニエン…
「実録・連合赤軍」がベルリナーレで受賞
ベルリナーレの受賞作品が決まりました(くわしくはこちらにて)。 前回の記事でご紹介した若松孝二監督の「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」が2つの賞を受賞したそうです。ほんの少しだけとはいえ、自分が今回直接関わった映画が…
「実録・連合赤軍―あさま山荘への道程」
若松孝二監督の最新作、「実録・連合赤軍―あさま山荘への道程」をツォー駅近くの映画館Delphiで観ました。実は当日になって仕事で関わることになり、急遽観に行くことになったのです。平日の昼間とはいえ、かなり大きな映画館の7…
カラヤンを支えた名コンサートマスター
今年は指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤン(1908~1989)の生誕100年にあたる。各種CDが復刻発売されるほか、ゆかりの地では記念コンサートが予定されているようだ。カラヤンが指揮したベルリン・フィルハーモニー管弦楽団…
三日月の夕暮れ時に
日中の気温が12度ぐらいまで上がった先週末は散歩日和となりました。2日間とも夕暮れ時の空の色が印象的だったので、何枚かアップします。 Unter den Linden (Am Bebelplatz) ドイツ歴史博物館(I…
映画「ベルリン―5月1日」
先週の土曜日、プレンツラウアーベルクのColosseumという映画館で「ベルリン―5月1日」という作品を観ました。今年のベルリナーレはドキュメンタリーが多いので、タイトルからしてこれもそのうちの1本かなと思いましたが、そ…
アウシュヴィッツへの旅(4) – 絶滅工場への過程 -
1ヶ月以上間が空いてしまいましたが、昨年11月にアウシュヴィッツを訪れたときの話を再開しましょう(といっても残り2回です)。前回お伝えした異様に広大なビルケナウ第2収容所から現在ミュージアムとなっているアウシュヴィッツ第…
ツァグロゼク指揮のコンツェルトハウス管に注目!
昨シーズンからコンツェルトハウス管弦楽団の音楽監督を務めるローター・ツァグロゼクのコンサートを聴いてきました(2月1日)。 最初と最後にハイドンとモーツァルトのシンフォニー、合間にストラヴィンスキーとフランクのかなり珍し…
J-WAVEに出演
事後報告になりますが、昨日東京のFMラジオJ-WAVEのGOOD MORNING TOKYOという朝の番組に(ナビゲーターは別所哲也さん)、5分ほどの電話出演ですが、ベルリナーレの現地情報をお話させていただきました。恥ず…
ベルリナーレが今夜開幕
今年で58回目のベルリン国際映画祭(ベルリナーレ)が今夜開幕します。昨日、メイン会場のあるポツダム広場を通ったら、もう映画祭ムードで染まっていました。 アルカーデン内のチケット売り場。昨日の昼は5分ぐらいで順番が回ってき…
久々の共和国宮殿
一昨日、昨日と気持ちのいい晴天がつづいたので、久々に街をゆっくり散歩しました。そのとき撮った写真から、今回は久々に(昨年の7月以来)解体中の旧共和国宮殿の様子をお伝えします。ニコライ地区から歩いて建物の裏側から正面へと回…
ポツダム広場駅の「死への特別列車」展
ポツダム広場の地域鉄道(Regionalbahn)の駅構内で、ナチスのホロコーストと当時の帝国鉄道(Reichsbahn)の結びつきをテーマにした、「死への特別列車(Sonderzüge in den Tod)」というド…
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