先日に続いて、ポツダム広場のKollhoff-Towerからの眺めをご紹介します。ティーアガルテンから半時計周りに見てきて、今回は南側のここから。奥に、10月で閉港になるテンペルホーフ空港のあの長い本館と広大な敷地が広がっています。その手前に見える水色の2本の尖塔は、メーリングダム駅前の聖ボニファティウス教会。すぐ右隣の赤レンガの塔が、私の家の近所の給水塔です。この絵の中では、サーカス小屋のようなテンポドローム(Tempodrom)というイベント会場がとりわけ目立っています。
給水塔の写真はこちらより:
「オールド・ベルリン」が残る界隈(1) (2005-12-18)
先日ご紹介したエフゲニー・ハルデイ展が行われたマルティン・グロピウスバウ(右)と、その左のベルリン州議会。かつてゲシュタポの本部などがあった奥の敷地では、最近になって「テロのトポグラフィー」の新しい資料センターを作る工事が始まっています。
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ベルリン州議会へようこそ(1) (2007-07-01)
その隣に目をやると、今度はかつての東ベルリンの中心地が見えてきます。いい眺めですね。よかったら、昨年秋に乗った気球の上からの眺めと比較してみてください。
その西側の風景。一番左にブランデンブルク門。その手前のアメリカ大使館は、去年の今頃はまだ工事中でした。グリーンの屋根はホテル・アドロン。ここでは何といっても、その南側のホロコースト・メモリアルが大きな面積を占めています。2711の石碑が波打っているのもわかりますね。
これでようやく一周したことになりますが、いかがでしたか?値段も手頃だし(大人3,5ユーロ。学割2,5ユーロ)、このタワーからの眺めは天気のいい日におすすめできるかもしれません。
茨城に住む祖母が昨夜亡くなったとの知らせを先ほど受けました。
ここ3年ほどは会っていませんでしたが、幼少期から本当にお世話になった人でした。ベルリンの空を眺めながら、90歳で大往生を遂げた祖母との思い出を振り返っているところです。合掌。
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自分で登って、眺めてみたい景色ばかりですね。
特に最後の写真の遠景に見える、白枠がくっきりした建物は懐かしいです。
現在の名前や用途はどうなっているのか?IHZです。
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>第三市民さん
今もIHZだと思います。確か日本のゼネコンにより造られた建物ですよね。眺めがよさそうなので、一度上ってみたいものです。