Titania-Palast (2008-03-08)
シェーネベルク地区の南にあるシュテーグリッツ地区は、このブログで取り上げた頻度がもっとも低い部類に入るかもしれません。考えてみたら、大分前にバウムクーヘンのおいしいお店Rabienを紹介して以来かも(こちらより)。今日はこの地区にある歴史的な建物をひとつご紹介しましょう。
U9 Walter-Schreiber-Platz駅を降りて、賑やかな買い物通りSchloßstr.を南に歩いて行くとすぐに見えてくるのがこの立派な建物。「ティタニア・パラスト」(Titania-Plast)といえば、わかる方はすぐにわかるでしょうね。建物の前の記念プレートにはこう書かれています。
1928年1月26日に、客席数2000のベルリン最大の映画館として落成。1945年5月26日、レオ・ボルヒャルト指揮のもとでベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の戦後最初のコンサートが、また1948年12月4日にはベルリン自由大学の創立式がここで行われた。
最近はしばらく工事中だったのですが、去年久々にその前を通ったら、正面にガラス張りのお店ができていてびっくりしました。現在も映画館として使われているようですが、内部は完全に改装されているため、表現主義様式の当時の面影はないだろうと思います(昔の内部はこんな感じでした)。
関連記事:
ベルリン・フィル戦後最初のコンサートについて
「舞台・ベルリン」 - 占領下のドイツ日記 – (2006-7-15)
Titania-Palast(ドイツ人の方のサイト。興味深い写真などが多数)
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おーすごいーありがとうございます!!!
ここでの1947年5月25日のベートーベンプロは
フルトヴェングラー復帰戦後初公演だったのですね!!!
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おーすごいーありがとうございます!!!
ここでの1947年5月25日のベートーベンプロは
フルトヴェングラー復帰戦後初公演だったのですね!!!
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にわやまさん
>1947年5月25日のベートーベンプロは
あんまりゆっくり調べる暇がないまま書いたので、説明足らずでしたが、まさにそうです。映画「帝国オーケストラ」にもこの時の様子が少し出てきますよね。徹夜組もたくさんいたみたいだし、あのコンサートを待ちわびたベルリン市民の熱気というのはちょっと想像がつかないくらいです。
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にわやまさん
>1947年5月25日のベートーベンプロは
あんまりゆっくり調べる暇がないまま書いたので、説明足らずでしたが、まさにそうです。映画「帝国オーケストラ」にもこの時の様子が少し出てきますよね。徹夜組もたくさんいたみたいだし、あのコンサートを待ちわびたベルリン市民の熱気というのはちょっと想像がつかないくらいです。
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時々拝見しておりましたが、チェリビダッケの音楽(殊にデビュー期頃)それに、表現派建築に関心を持つ当方としては、待ちに待った記事に感謝です。
ティタニアパラストのサイトまであったとは知りませんでした。内部のホールは、(少し大隈講堂の内部を彷彿とさせる)表現派そのもののホールですね。これが再現されたら素晴しいのになぁ、と常々感じております。
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時々拝見しておりましたが、チェリビダッケの音楽(殊にデビュー期頃)それに、表現派建築に関心を持つ当方としては、待ちに待った記事に感謝です。
ティタニアパラストのサイトまであったとは知りませんでした。内部のホールは、(少し大隈講堂の内部を彷彿とさせる)表現派そのもののホールですね。これが再現されたら素晴しいのになぁ、と常々感じております。
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フルトヴェングラー・ファンには聖地に近い場所ですね。私も訪ねたことがありますが、映画館まで入ったことはありません。
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フルトヴェングラー・ファンには聖地に近い場所ですね。私も訪ねたことがありますが、映画館まで入ったことはありません。
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Kikuchiさん
お返事が遅くなりました。コメントありがとうございます。
ティタニアパラスト、内部の様子はあまり知られていないかもしれませんが、これはインパクトありますね。当時としては(今でも?)相当先鋭的な建物だったはずです。大隈講堂もこんなでしたか。もう10年ぐらい中に入っていないので、記憶から薄れてしまっています(笑)。
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Kikuchiさん
お返事が遅くなりました。コメントありがとうございます。
ティタニアパラスト、内部の様子はあまり知られていないかもしれませんが、これはインパクトありますね。当時としては(今でも?)相当先鋭的な建物だったはずです。大隈講堂もこんなでしたか。もう10年ぐらい中に入っていないので、記憶から薄れてしまっています(笑)。
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gramophonさん
お久しぶりです。ティタニア・パラストは内部は完全に改装されているので、昔の名残を感じるのは難しいかもしれません。残された録音がもう少しいい音質で聴けたらなあと思いますね。
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gramophonさん
お久しぶりです。ティタニア・パラストは内部は完全に改装されているので、昔の名残を感じるのは難しいかもしれません。残された録音がもう少しいい音質で聴けたらなあと思いますね。
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ここ一年くらい集中的にフルトヴェングラーを聴いていて、録音年月日や場所なども頭に入ってきているので、今度はぜひここにも行ってみたいものです。でも戦時中の旧フィルハーモニーの方が、録音技術の発達した戦後のティタニアでの録音よりも、音がいいんですよねぇ。音の解像度は後者の方が断然いいのに。演奏もさることながら、やはり爆撃で焼失したあのホールの音響とあいまって、とてもまろやかな音になっているような気がしています。演奏も戦時中の方が独特の緊張感をはらんでますしね。
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ここ一年くらい集中的にフルトヴェングラーを聴いていて、録音年月日や場所なども頭に入ってきているので、今度はぜひここにも行ってみたいものです。でも戦時中の旧フィルハーモニーの方が、録音技術の発達した戦後のティタニアでの録音よりも、音がいいんですよねぇ。音の解像度は後者の方が断然いいのに。演奏もさることながら、やはり爆撃で焼失したあのホールの音響とあいまって、とてもまろやかな音になっているような気がしています。演奏も戦時中の方が独特の緊張感をはらんでますしね。
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うのっちさん
旧フィルハーモニーの残響豊かなまろやかな響きは確かに大きな魅力ですよね。手元にある戦中の「グレート」、コリオラン序曲の録音なんか本当にすばらしいです。
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うのっちさん
旧フィルハーモニーの残響豊かなまろやかな響きは確かに大きな魅力ですよね。手元にある戦中の「グレート」、コリオラン序曲の録音なんか本当にすばらしいです。