フルトヴェングラーの生家
先日、NHKドイツ語講座の連載「映画で歩くベルリン」の取材でシェーネベルクを歩いていたら、前々から探していたあるものにようやく出会いました。タイトルにある通り、指揮者ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(1886–1954)…
ヤナーチェクと私(2) – シンフォニエッタ! –
高校3年生の時、初めて聞いたヤナーチェクの音楽に再び出会ったのは、それから5年後のことだった。大学3年生だった1998年、当時所属していた早稲田大学のオーケストラが、秋期演奏会でヤナーチェクの「シンフォニエッタ」を取り上…
ベルリン氷雪模様(3)
クロイツベルクのViktoriaparkにて(2月9日) しばらく慌ただしくしているうちに、前回の更新から1週間が経ってしまいました。書きたいことがたまっているのですが、まずは「ベルリン氷雪模様」の最終編をお届けします!…
ベルリン氷雪模様(2)
記録的に寒かった冬も、今度の今度こそようやく終わる見込みで、来週末には夏時間に切り変わります。いやあ、長かった。この冬、折に触れて撮ってきた写真を2回ぐらいに分けて、時系列順にご紹介したいと思います。あの冬の日々をもう一…
NHK「テレビでドイツ語」新開講と新連載のお知らせ
3月は別れと出会いの季節。新たなことを始めてみたくなる時期でもないでしょうか。昨日、NHK「テレビでドイツ語」の4月号のテキストが私のもとに送られてきました。実は、4月から1年間、このテキストに「映画で歩くベルリン」とい…
建設が進むツォーフェンスター
ベルリンの大きな工事現場というと、昔壁があった境界線沿いや旧東というイメージが強いですが、最近はかつての西ベルリンの中心地も盛んになってきています。数日前、そばを通りかかったら大分建設が進んできていて、思わずカメラを取り…
ベルリン地下鉄の怪
ベルリンの地下鉄は地上を走ることもかなり多いのですが、私の好きな車窓の1つに、U1のKurfürstenstr.の地下の駅を出てしばらく、突然視界が開けてポツダム広場方面が一望できる場所というのがあります(写真は2007…
ヤナーチェクと私(1) – 最初の出会い –
例えば、バッハやベートーヴェンの音楽を生まれて初めて聞いたのはいつだっただろうかと振り返ってみても、「いつの間にか出会っていた」としか言いようがない(モーツァルトは少し別なのだが、それはまたいつか)。だが、レオシュ・ヤナ…
街角にやって来たベルリナーレ
U7 Eisenacher Str.にて(2月19日) ベルリン国際映画祭(通称ベルリナーレ)で、例年最も注目を浴びるのはコンペ部門であり、メイン会場「ベルリナーレ・パラスト」の赤じゅうたんを歩く世界中から集まったスター…
ベルリンのエマーソン弦楽四重奏団
来週の月曜日(8日)、アメリカのエマーソン弦楽四重奏団が、フィルハーモニーの室内楽ホールでコンサートを開きます(詳細はこちら)。私にとって特別な音楽であるヤナーチェクの2つの弦楽四重奏曲と、ドヴォルザークの《いとすぎ》と…
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