2012年のベルリンの大きな節目となる出来事のひとつは、6月3日ついに新空港がオープンすることでしょう。ベルリンに興味のある方にとっては特に気になるところだと思うので、比較的最近の様子をお伝えしたいと思います。
今回お届けする写真は、昨年9月空港近くのBBI-Infotowerを訪れたときの様子。このタワーは毎日10～16時の間オープン。入り口で2ユーロ払って、らせん状の階段を上って行きます。
ここに来るのは一面雪景色の2010年初頭以来でした。天気の印象の違いを除いても、工事は随分進んだものです。当時の写真と比較してみると、進行具合がよくわかると思います。
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目を凝らすと、蛍光色の作業着を着た現場の人の姿がちらほら目に入ります。ここまできたら、土日も関係なく作業をしているのかもしれませんね。ターミナルの中では、開港に向けてのさまざまなテスト（旅客用のトランクの移動作業など）も始まっているそうです。
こちらが東側の様子。地下は鉄道駅になります。
この1年半ぐらいずっと論争の的になっていた飛行機のルートを巡る問題（騒音に悩まされるかもしれない周辺住民が繰り返し反対のデモを起こしていた）は、昨日正式なルートが確定したことで、ひとまずの終結を見ることになりました。もっともこのまま終わることはなさそうですが。
タワーから臨む現在のシェーネフェルト空港。東独時代に建てられた空港ターミナルがなんとちっぽけに見えることか。
12月にスペインのマラガに飛んだ際、Easyjetの窓から新空港の様子が見えましたが、外観はさらに完成に近づいていました。
われわれ日本人にとっては、「日本までの直行便が飛ぶのか？」が一番の関心事でしたが、（いろいろな噂は耳にしたものの）結局開港に合わせてどこかが飛ばすことはさそうな気配です。市内から少し空港が遠くなる上、あの煩わしい乗り継ぎも変わらずかと思うとテンションも下がりますが＾＾；）、ベルリン待望の国際空港のオープンがいよいよ4ヶ月後に迫ろうとしています。
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まさとさん、お久しぶりです。
新空港楽しみですね。でも直行便がないとのこと、残念です。子連れにとってはささっと目的地まで行きたいので. . . 。しかもちょっと遠くなるのか。。いつかどこから直行便を飛ばしてくれる事を期待しています＾＾；
開港レポ、楽しみにしていますね！
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シェーネフェルトは航空券代をケチってモスクワ経由でベルリンへ行った時に利用しましたがいかにも「東の空港」というイメージでした。あの時は空港までの足が微妙でしたが、新空港になったらかなり便利そうだし、空港そのものも今までのテーゲルと比べてもだいぶ立派そうだし楽しみです。その一方でテンペルホーフもテーゲルも旧シェーネフェルトも利用経験があるので、無くなる事はちょっと寂しいです。次回行く時はきっと新空港だろうなー。
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norikoさん
お久しぶりです。コメントありがとうございます。
子連れの方にとっては、乗り継ぎがあるかないかは特に大きな問題ですよね。開港に合わせて直行便が飛ばないのは残念ですが、なにせ未知の可能性を秘めている街ですから、今後に期待しましょう。そうそう、今月17日に森鴎外の生誕150周年の式典がベルリンで行われます。それに合わせて、津和野から高校生がやって来るそうですよ！
Jensさん
シェーネフェルト空港がベルリンとの最初の出会いだったという方は私の周りにも何人かいます。アエロフロートはいまでもここを使っていますよね。個人的にはテーゲル空港がなくなることの方が残念です。あんなにコンパクトで使い勝手のいい空港は、世界でも他にあまりないと思いますから。
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まさとさん、そうそう！津和野から高校生が派遣される様ですね＾＾町の税金で高校生を派遣するには. . . などと色々ともめた様ですがギリギリになって決定した様です。寒いベルリンへ行くのは大変でしょうが、色々な経験をして来てほしいですね！あぁ、私も行きたい. . . (笑)。
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norikoさん
そういう事情があったのですか！17日の式典は取材に行く予定なので、彼らとも少しお話しできたらうれしいですね。私もいい経験になることを願っています。