先週末、日本での一時帰国からベルリンに戻りました。いつもなら、日本に帰ってきた時点でブログに書くところなのですが、今回は最初からフルに動き回っていたためその余裕もないままベルリンに戻る日が来てしまいました。
ドイツに来てから大体年に1回のペースで帰省していますが、2月だけはまだ帰ったことがなかったのです。久々に味わう日本の真冬、ついついプランを欲張ってしまい、3月で廃止になる最後の夜行急行「はまなす」を乗りに旅に出たり、妻の祖母の住む九州を訪ねたりと、短期間の間に北海道から九州までを横断することになりました。
旅のプランを考えているうちに、青森に行く前に取材のため福島に立ち寄ったり、九州では中学時代の一人旅でお世話になったおじさんに27年ぶりに再会したりと、感動的な発見や出会いにも恵まれました。大学時代の仲間と同期会をしたり、小さな集まりの場でベルリンをテーマに講演をする機会をいただいたのも嬉しかったです。
帰りの飛行機からは、北海道の最先端をくっきりと望めました。稚内にもまたいつか行きたいなあ。
自分の人生もそろそろ折り返し地点の年齢に差し掛かってきた今、これまで出会ってきた人たちとの思い出を振り返り、またこれから歩む道に思いを致す貴重な滞在になりました。日本での旅で見聞きしたものは、これからブログで綴っていきたいと思っています。今回お世話になった皆さま、ありがとうございました。