日本には大体年に1回のペースで帰省していますが、年末年始をこちらで過ごすのは7年ぶりになります。2016年の最後の数日は妻の実家のある山梨に滞在しました。天気はほぼ毎日よく、寒さもさほどではありません。家の近くの小道を歩きながら、遠くに南アルプスの山々を望むと、清々しい気持ちになりました。
大晦日は義理の両親に富士五湖の一番西にある本栖湖に連れて行ってもらいました。湖畔には初日の出を撮るためすでに三脚の場所を確保しているアマチュアカメラマンを多く見かけました。そこから湖を背にして山道に入ります。結構急な坂道なのですが、山登りが趣味の義理の両親は、孫を抱えながら難なく登って行きました。
30分ほど歩くと、中ノ倉峠からのこの眺望が待っていました。最近、身延市がここに木製の展望台を作ったのだそうです。「逆さ富士」は見られなかったものの、1000円札の図柄にも採用されたこの峠からの眺望にはしばしうっとりさせられました。
元旦のお昼、新春の穏やかな光を浴びながら山梨の家を出る頃、テレビからはイスタンブールのナイトクラブで起きた無差別テロのニュースが流れていました。今年もこういうニュースを頻繁に耳にすることになるのでしょうか……。
今年の個人的な目標のようなものを挙げてみると・・・
– もうすぐ2歳になる息子はこの夏から現地の幼稚園に通う予定。受け入れ先の幼稚園が早く決まればなあ。
– 秋にマラソンに挑戦することになったので、少しずつ長距離を走れる体力作りをしていきたい。未知の体験、どうなるでしょう。
– 最近『楽都ウィーンの光と陰』(岡田暁生著)という本を読んで興味が湧いた(そしてこれまであまり縁がなかった)シェーンベルクの音楽に親しみたい。
– 数年前から書籍化を目標に少しずつ取り組んでいるテーマの取材・執筆をできるだけ先に進めたい。
皆さまにとって笑顔の多い1年になることをお祈りしています。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
今年もよろしくお願いします。出版も楽しみにしています。今度ベルリンを旅行するときは、ウニオン・ベルリンのゲームをご一緒しませんか。
折井様
コメントありがとうございます。
ウニオン・ベルリンの試合、機会がありましたら、ぜひご一緒させてください!
またお目にかかれたら幸いです。
こちらこそ今年もどうぞよろしくお願いいたします。