BZ Lexikon(115) 「マヌエル2世パレオロゴス」

教皇ベネディクト16世は先週、教皇に就任して以来初めて故郷の南ドイツを訪れ、大きな話題を呼びましたが、レーゲンスブルク大学での講義で引用した一節はイスラム世界に大規模な波紋を巻き起こしました。9月16/17日の紙面より。…

BZ Lexikon(114) 「ラビ」

宗教に絡んだ話題が2つ続きます。9月14日の紙面より。 Lexikon: Rabbiner(ラビ) In Dresden werden heute die ersten Rabbiner in Deutschland s…

BZ Lexikon(113) 「日本の皇室」

LexikonのコーナーはBerliner Zeitungの紙上から消えたと先日書いたばかりですが、実は場所を変えてまだ生き残っていました。すみません。 というわけで、これからも折に触れて訳していこうと思います。 これま…

BZ Lexikon(112) 「緑の丸天井」

BZ Lexikon(112) 「緑の丸天井」

Photo: dpa 2006年はザクセン州の都ドレスデンが誕生してから800年という記念の年で、800年祭が盛大に祝われています。昨年はフラウエン教会が再建されて世界的な話題を呼びましたが、この9月1日、戦争終結から6…

BZ Lexikon(111) 「スキタイ人」

モンゴルのアルタイ山脈で2500年前のスキタイ人兵士のミイラが発見されました。専門家によると「世紀の発見」だそうで、その研究グループの中にはベルリン出身の考古学者も混じっていたそうです。詳しい記事はこちらをどうぞ。 Le…

BZ Lexikon(110) 「ビデオによる監視」

1日、コブレンツとドルトムントの2つの駅で、爆発物の入ったトランクが相次いで見つかった事件を受け、ベルリンではSバーンの165の全駅に監視用のビデオが設置されることになりました。物騒な世の中です。8月22日の紙面より。 …

BZ Lexikon(109) 「惑星」

BZ Lexikon(109) 「惑星」

天文学に疎い私でもなかなか興味深いニュースです(詳しくはこちらを)。8月17日の紙面より。 Lexikon: Planeten(惑星) Ein Planet ist ein großer Himmelskörper, d…

BZ Lexikon(108) 「武装親衛隊」

ノーベル賞作家のギュンター・グラス(Günter Grass)が、第2次世界大戦末期にナチスの武装親衛隊員だったことを告白したニュースは大きな波紋を呼んでいます。なぜこの時期になって、と思った人は少なくないのではないでし…

BZ Lexikon(107) 「ヒースロー空港」

アルカイダによる飛行機テロ計画でクローズアップされた、ロンドンのヒースロー空港についてです。ヨーロッパ旅行でこの空港を利用したことのある方は多いでしょうね。8月11日の紙面より。 Lexikon: Flughafen H…

BZ Lexikon(106) 「オーデコロン」

BZ Lexikon(106) 「オーデコロン」

オーデコロンの正式名称は、”4711 Echt Kölnisch Wasser”(「4711本物のオーデコロン(ケルンの水)」というみたいですが、単に「4711」と呼ばれることがずっと多いようです…

BZ Lexikon(105) 「梅毒」

医学用語はギリシャ語やラテン語に由来する言葉が多いですが、この”Syphilis”は「梅毒にかかった牧童の登場する16世紀の教訓詩の題名」に由来するのだそうです。8月1日の紙面より。 Lexiko…

BZ Lexikon(103) 「バードアロルゼン・ナチス犠牲者公文書館」

日本語にすると長い名前ですが、ドイツの過去への取り組み方を示す内容の記事です。7月27日の紙面より。 Lexikon: NS-Opferarchiv Bad Arolsen(バードアロルゼン・ナチス犠牲者公文書館) De…

BZ Lexikon(102) 「(バイロイトの)緑の丘」

BZ Lexikon(102) 「(バイロイトの)緑の丘」

Festspielhaus Bayreuth, Foto: Deutschlandradio 今週の火曜日、ワーグナーの作品のみを上演することで知られるバイロイト音楽祭が幕を開けました。ドイツでは、この「緑の丘」がバイロ…

BZ Lexikon(101) 「国連レバノン暫定軍」

ドイツでも盛んに報道されていますが、イスラエル軍によるレバノン空爆には非常な憤りを感じます。25日には国連レバノン暫定軍の施設が意図的に空爆を受け、4人の監視員が死亡しました。7月25日の紙面より。 Lexikon: U…