壁崩壊から30年〜市立博物館の特別展「東ベルリン」
2019年はベルリンの壁崩壊から30年という節目に当たります。ベルリン市立博物館はこの機会に特別展「Ost-Berlin Die halbe Hauptstadt(東ベルリン 片方の首都)」を開催しています。同博物館は2…
上棟式を迎えたベルリン王宮
6月13日と14日の週末、「フンボルト・フォーラム」として再建中のベルリン王宮が一般に公開され、多くの市民が訪れました。 今回の一般公開は、建物の基本構造が完成したことで前日の12日に行われた上棟式(Richtfest)…
発掘の散歩術(59) – 70年目の「解放」の日、ドイツ・ロシア博物館にて –
5月8日の終戦記念日の夜、ベルリン東側の郊外リヒテンベルク区にあるドイツ・ロシア博物館を目指した。ドイツ鉄道(DB)のストライキのため、通常の最寄り駅であるSバーンのカールスホルスト駅を避け、地下鉄のティーア・パーク駅か…
発掘の散歩術(56) -「隔絶された場所」ホーエンシェーンハウゼン-
アレクサンダー広場からトラムM6に乗って東へ走る。プラッテンバウと呼ばれる旧東独の典型的な高層アパートの風景が広がる中、やがて電車はゲンスラー通りの停留所に到着。目の前の真新しいショッピングセンターとは対照的に、その裏手…
発掘の散歩術(45) -ナチスの「机上の殺戮者」の館-
※ザクセンハウゼン強制収容所の一連のルポの最後に、最近ドイツニュースダイジェストの連載に取り上げた「強制収容所監査部」の記事を転載したいと思います。 フリードリヒシュトラーセ駅からSバーンに乗って約45分、列車は終点のオ…
ザクセンハウゼン強制収容所跡を歩く(5) -収容所で見た夕日-
とびとびの連載になってしまったが、ザクセンハウゼン強制収容所の規模の一端をいくらかお伝えできただろうか。午前中にベルリンを出発しても、強制収容所の奥にあるクレマトリウムまで見学して、再び収容所の門に戻る頃には、大体もう夕…
ザクセンハウゼン強制収容所跡を歩く(4) -壁の向こうのガス室-
2007年に私が初めてザクセンハウゼン強制収容所跡を訪れたとき、正三角形の頂点に近い位置まで歩いたのだが、そこで引き返してしまった。それだけに、その数年後、壁の向こうに「隠れて」いたものを目にした驚きは大きかった。 壁を…
ザクセンハウゼン強制収容所跡を歩く(3) – バラック跡 –
ザクセンハウゼン強制収容所のことをブログに書き始めてから、ある知人の方が指摘してくださったのだが、ここはとにかく広いので、歩き慣れた靴で行くことは大事かと思う。またベルリン市内から片道1時間20分程度かかることを考えると…
ザクセンハウゼン強制収容所跡を歩く(2) – A塔を抜けて –
インフォメーションセンターから収容所通りと呼ばれる通りを経て、ようやくザクセンハウゼン強制収容所の入り口にやって来た。中心に位置するA塔(“Turm A”)から中に入る前に、この位置の右手にある新…
ザクセンハウゼン強制収容所跡を歩く(1) -駅からの道のり-
日本から旅行で来る方々と話していると、ザクセンハウゼン強制収容所跡に興味のある方が結構多い。つい先日も、ある女子大生の方と話していたら、今日の午後、これからザクセンハウゼンに行くという。若い今風の学生さんが一人で収容所跡…
王宮広場の現在
今日はミッテにあるハンス・アイスラー音大に久々に足を運ぶ機会がありました。M48のバス停Fischerinselを降り、ブライテ通りを歩くのは久しぶりです。その突き当たりが王宮広場(Schloßplatz)。昨年夏にご紹…
発掘の散歩術(42) -生を見つめ直すクレマトリウム-
プロテスタント教会の暦では、第1アドヴェントの直前の日曜日を死者慰霊日(Totensonntag)と呼ぶ。毎年この日、ベルリンにある2つの火葬場が一般公開されるのが定例だそうだ。その数日前、たまたまそのことを地下鉄のテレ…
ベルリン王宮の再建始まる
このブログを始めた2005年から折に触れて、ベルリンの王宮広場の移り変わりをお伝えしてきましたが、この6月、ついに王宮の再建工事が始まりました。冒頭の写真は昨年4月の様子。この数年間、芝生が敷かれ市民の憩いの場だった旧共…
発掘の散歩術(29) – 解剖劇場へようこそ –
Brandenburger Tor (2009-06) 初めてベルリンを訪れる人の多くは、まずブランデンブルク門に立ち寄る。あの古代ギリシア様式の門を設計し、歴史に名を残したのが建築家カール・ゴットハルト・ラングハンス(…
発掘の散歩術(27) -よみがえる市営浴場-
Stadtbad Prenzlauer Berg (2012-09-09) 「アルトバウ」と呼ばれるベルリンの古いアパートは、19世紀末から20世紀初頭に建てられた、つまり築100年を越えるものが多い。私が今住んでいるア…
発掘の散歩術(26) -市制775年!中世のベルリンを掘り起こす-
お祭りが行われたニコライ教会前にて。プロイセンの地方警官に扮した男性は、頻繁に記念撮影に応じる 今年2012年は、ベルリン市の市制775周年である。ブランデンブルク司教と辺境伯との間で交わされた1237年10月28日の文…
ベルリンで味わうロシアンティー
目抜き通りのウンター・デン・リンデンから一歩入ったところに構えた、かつて宮殿だった建物の中に、そのお店はあります。店の名は「タジキスタン茶館」(Tadschikische Teestube)。 一歩入った瞬間、そこはもう…
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