4月に渋谷のタワレコで見つけ、最近繰り返し楽しんでいるCD。これはいい。ストラヴィンスキーの《春の祭典》《火の鳥》《ペトルーシュカ》の3大バレエの他に、《プルチネルラ》の全曲版まで入って2枚組み1500円。さらに演奏はハ…
昨日、ある結婚式(Hochzeit)に参加して来ました。場所はクロイツベルクのSt.Johannes Basilika。このブログでも、「隣人のありがたさ」や「Frohe Weihnachten!」などで何度か紹介してい…
先週からフィルハーモニーのホワイエで、今年生誕100周年のカラヤンとベルリン・フィルの歩みをテーマにした展示会が開かれています。「音楽に縦線は必要ない。流れなければならないのだ」という言葉は、カラヤンの音楽美学を集約した…
ベルリン中心部のポツダム広場は、この街の栄光と挫折を知る場所だ。ここ10年で未来都市のように生まれ変わり、東西分断時代の荒野のような光景を想像するのはもはや難しくなった。そのすぐ南のケーテナー通りを歩くと、周囲とは異彩を…
ドイツ:「冷戦の遺物」テンペルホフ空港、閉鎖確実に 市民投票不成立 【ベルリン小谷守彦】ベルリンにあるテンペルホフ空港の存廃をめぐる市民投票が27日行われ、存続を求める票は州憲法が規定する定足数(全有権者の25%の賛成…
ここ最近、このマークの入ったポスターや立て看板をベルリンの街中で見かけないことはありません。ベルリンに3つある空港の中でも特異な歴史と建築物で知られるテンペルホーフ空港の今後については、昨年「テンペルホーフ空港の将来は?…
私がベルリンに戻ってからの肌寒い日々がうそのように、今週はすばらしい晴天が続きました。 久々にプレンツラウアーベルクに赴き、Danziger StraßeとKnaackstraßeの角にある”Malzcafe…
月曜日(21日)の新聞を見ていたらクラウス・ヴォーヴェライト ベルリン市長が、この日グルーネヴァルト駅に停車している「記憶の列車」を見学に訪れるというので、再度足を運んでみることにした。以前「17番線」でご紹介したグルー…
ベルリンへ戻った翌週、久々に新聞を見ていたら、ちょうどベルリンに「記憶の列車(Zug der Erinnerung)」という展示列車が来ていて大きな話題になっていることを知った。これは、ナチスによるホロコーストの犠牲にな…
最近発売された「音楽の友」誌の5月号に(冒頭のカラーページ)、指揮者の佐渡裕さんのインタビュー記事を書かせていただきました。このインタビューは、2月下旬に佐渡さんがベルリンのコンツェルトハウス管弦楽団に客演した際に行われ…
久々に日本に帰って、京浜急行の赤い電車を見ると懐かしさが込み上げてくる。都心と三浦半島を結ぶ京浜急行が、今年で創業110周年を迎えたという。 子供の頃、電車を眺めているのが好きだった(乗るのはもっと好きだったが)。マニア…
ベルリンに戻って、またコンサートなどに通いたいところですが、どうやら本格的に風邪をひいてしまったので(もうベルリンてば寒過ぎ!)、家で安静にしているこの機会に、2月3月に聴いたり観たりした公演を簡潔に振り返ってみようと思…
先日、小学校時代の同級生に渋谷で久々に会った際、「物を書いて何かを伝えていくつもりなら、ぜひ読んでおくといい。あの佐藤優も推薦しているみたいだし」と言って勧められた新書。筆者は朝日新聞の編集局長で、「情報をつかむ」「よむ…
(山梨紀行のつづき) 特急『かいじ』で石和温泉の駅に着くと、今回お世話になる方に迎えられ、最初に御坂峠に連れて行ってくださった。これはうれしかった。というのも、この峠には太宰治の「富嶽百景」の舞台となった天下茶屋という小…
一昨日の夜、ベルリンに戻って来ました。大変充実した日本滞在となり、お世話になった皆さま、どうもありがとうございました。逆に都合が付けられずにお会いできなかった方々、ごめんなさい。 14時間近くかかるとはいえ、「たった」そ…
日本滞在中はいつになく食べ物の話題が多かったように思いますが、実家からの最後の更新も食べ物の話で締めたいと思います^^。普段ベルリンでは、とにかく空腹を満たすために何かを食べるという生活になりがちですが、食という行為には…
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